カレイ釣りの傾向
カレイ釣りをしていていつも思うことがあります。
何時間も攻めていたポイントで反応も無かったのに、潮変わりなどの潮の流れに変化が起きた途端に数枚立て続けに釣れる、いわゆる 時合い というものが、このカレイという魚には極端に表れやすい傾向があります!
以前も夜明け前から場所を取り釣りをしていても一向に釣れなくて、釣り人達が皆帰り今日は不発かな?と思いつつも諦められずに釣り続けていました。
開始から8~9時間以上も経った干潮の潮変わりに投げ込んだ竿数本ほぼ同時にアタリが出て、カレイが連発したことを何度も経験してきました!
ぞくにいう”粘り勝ち”パターンで朝からの苦労が一瞬で報われる最高の釣りパターンです!
潮の変化による時合い
香川県西部の西讃地方においては干満差が大きい時で400㎝ほどあり、大きい潮回りには潮の動きが良いためにポツポツと釣れて時合いに集中しないことも多いものです。
しかし、小さい潮回りには潮変わりの動きはじめだけに集中することがよくおこります!
ポイントがおおよそ把握出来ていて、餌が残り少なくなってるけれどもう数投できる状況で潮変りまであと1時間ほどなら、潮変わりまで餌を温存しておき、潮の動く直前に餌を投げ込んで待つのも有効です!
潮が動き出した瞬間に、納竿直前の起死回生の一発もあったりします!
流れの速いところでは潮流の緩み際、潮止まりからゆっくりと流れ出した時など一概には言えませんが、その場独特の時合いが存在すると思います!
ある程度流れの中で竿を何本も捌けるようになると、流れる分だけ広く探れるので釣果が上がると思います。
流れが速すぎて数分も仕掛けを入れられないような状況であっても、竿数を減らし流している最中に仕掛けが止まったと思ったら食いついていたということもあります。
潮流の速い所ではより大型が期待できるので攻める価値は十分にあると思います!
潮が当たって変にヨレるよりは、一方的に流れていく方がカレイは釣れやすかったりもします。
釣れやすい潮回り
潮周りについてですが、より動きの良い大潮がベストではありますが、以外に大潮明けの中潮周りの方が干満差が大きくて良いなんてこともあります。(瀬戸内海の傾向です)
また、新月回りが良いと聞きますが、秋口の乗っ込み期の前半においては特に違いは感じられません。
しかし、12月半ばから翌年の1月末頃の水温10℃前後頃の産卵期(西讃地方の)においては新月回りが産卵のために集まっていて、良く釣れることがあるのは事実だと思います!
この時期に上手く湾内に入り込む群れを釣ることができたなら、5枚以上の釣果に恵まれることも過去にはありました!
しかし、ここ15年ほどは遭遇しなくなりましたが・・・。