須田の海岸へ

シロギス釣行(7)6/20

 

6月20日のシロギス釣行

 

 こんにちは。

今週のキス釣りはどのポイントも少し期待に乏しいので、新たなポイントを開拓することにしました!

 

ここ三豊市詫間町のキス釣りといえば、誰もが「荘内半島の北側」を目指して行きたがるものです。 

僕としてはアクセスの遠い所より、できれば「近くで直ぐに竿出しできるポイント」をということで、今回は三豊市詫間町の須田地区から香田地区にかけての砂浜エリアを選択してみました。

須田の海岸へ
須田の海岸へ

 

満潮時は砂浜も水没しているので、少し下げてからの時間帯を狙うべく正午前に到着しました。

思った以上に綺麗な砂地が続いてますね。

初のポイントへ
初のポイントへ

 

須田の砂浜はやや変化に乏しい印象は否めません。

ここから東側は見るからに平坦な砂地一色といった感じでしょうか、小型の数釣りを思わせるような所なのでここより東側はパスしますね。

東側
東側

 

東側の奥に見えるのは須田港です。

粟島行きの船が出ているところです。

 

須田消防団屯所の裏側辺りには潮目もできていますが、今日主に狙う予定はここから西側エリアの香田地区にかけてのやや粗い砂地です!

 

まだ潮位も下がりきっていないので、先ずはここで時間を潰しながら探っていきましょう。

西側
西側

 

そういえば地元の方の話で、この須田地区で一ヶ所だけテトラポットの切れた(無い)場所がカレイ狙いに良いポイントであると聞いたことがあります。

西側に小さな流れ込み(川)があって、ここだけテトラポットがありません。

ひょっとしたらここのことなのかな??

 

先日までの雨もありそこそこ水も流れていますが、濁っている訳でもありません。

小学生の頃に海で出会ったご老人が「流れ込みにはたくさんの魚が集まるから見つけたらとても狙い目なんだよ!」と教えられた記憶があります。

今時分はキス釣りなので、また秋にカレイ狙いで来てみても良いかもしれません。

   

 

沖側には
沖側には

 

ここの西側(左方向)沖合には牡蠣カキの養殖筏があります。

距離的に目測で7色付近でしょうか、余程の技術力がない限り届くことはないので安心して釣りができそうです。

 

正午過ぎに釣りを開始しました!

流れを感じるほどでもありませんが潮目も出ていていい感じです。

 

まずは正面の4色付近に投げ入れて引いてみましたが、アタリはなし・・・。

2投目は先程の養殖筏方向5色付近に投げ入れました。

 

少し引いた所で小気味良いアタリがでました!?

「グググ・・・」

 

こんな変化に乏しい砂地に見えても本命は居たようですね。

今日は下手すると一匹も釣れないかと不安でしたが、難なく釣ることが出来ました!

釣れました
釣れました

 

20㎝は超えていそうなサイズです。

少し色白で如何にも綺麗な砂地のキスって感じでしょうか。

 

個人的にはピンク掛かったキスの方が食い気が強い印象があり、色白は僕好みではありません。

人の場合は色白に越したことはないですがね(笑)。

 

暫くあちこちと投げ分けて攻めてみたものの、撮影するほどのサイズが追加できません。

ピンギスは多いのですが、アタリは小さくて目的のサイズにはかけ離れていて相手にしていられません。

 

13時過ぎになって潮位も下がって来たので狙いのポイントの西側へ移動しました。

香田側へ
香田側へ

 

こちらは一昨年にカレイ狙いに来たポイント付近であり、キス釣りには良さそうに感じたので前から気になっていました。

ここはまだ須田地区ですが極めて香田地区に近い場所でもあります。

手前には藻場も
手前には藻場も

 

ここからは藻場も少なからず点在していて良型の気配も感じられるかもと淡い期待があります!?

直ぐ手前にアマモがよく絡むので見えていないアマ藻場もありそうです。

 

丁度沖に見える牡蠣の養殖筏前に来たところでアタリが出て釣れました!

夏魚2連
夏魚2連

 

近年はこの時期であってもチャリコ(マダイの幼魚)は多いですね~。

通称で「マッチ箱」と呼ばれるこのサイズは秋からのシーズンに多いと感じていたのですが、今は初夏の時期からでも普通に釣れます!

 

アタリが類似しているためキスかとも思ってしまいます。

小型ほど警戒感も少なくとてもいやしいので大抵針まで飲み込む厄介な魚でもあったりします。

 

続けてまたアタリがあり追加していきます!

追加
追加

 

最初に釣ったのと同サイズ位でしょうか、それなりにキスらしい魚信は伝わってきましたので良しとします。

 

釣れるポイントはやはり牡蠣筏前辺りが良いようで、ほぼ4~3色位です。

牡蠣筏の正面です
牡蠣筏の正面です

 

ここの周辺ばかりにアタリが集中しています。

きっと沖の筏と手前の藻場に何らかのキスを寄せる要因があるんでしょうね。

そこそこのサイズも
そこそこのサイズも

 

少しマシな型も追加出来ました!

 

しかし、潮位が下がるにつれてアタリは遠退いていきました・・・。(浅いと散るのも早いです)

また、煩いジェットスキーが近づくと尚の事。

 

少しづつ西側のポイントへ移動していきます。

香田側は
香田側は

 

香田地区側へ入るにつれて底質も荒く、手前には石ころと藻が多くなってきました。

須田と香田の境界線は道路に「紫雲出山と詫間駅」方向の標識が出ている辺りかと思っています。

 

個人的には伊砂子や戸野埼付近の底質にも似ており、良型が出てもおかしくないようには感じているのですが・・・!?

 

沖側で小さなアタリはあるのですが、ピンサイズとテカミ(イトヒキハゼ)ばかりです。

おそらくポイントが少々泥っぽいんだと思われます。

 

結局期待していた西側方向へは移動しても全く釣ることは出来ず引き返すことにしました。

   

16時頃に先ほど釣れていた筏前に戻って来ました。

ポイントは
ポイントは

 

干底前なのかかなり濁っており、フグがとても多くなってきました。

それでもアタリが出やすい距離は先程よりも近くなって3色前後付近がそのほとんどです。

追加するも
追加するも

 

ここでまた数匹追加できたものの大型に対する期待感はなくなったので諦めて帰ることにしました。

 

ポイントとして釣れなくはないのですが、思ったほどのサイズも居ない?とも感じます。

逆に干底からの満ち潮狙いならば違った釣果もあり得たかもしれませんけれども!?

ともあれ退屈しのぎ程度であれば、アクセスもしやすいので釣行するのも有りかと思います。

 

砂浜から竿が振れるのはせいぜい満ち下げ5分以下の潮位程度までかと思いますが、潮位高の満潮時であっても道路縁のテトラポット上などから釣れば無理ということもないでしょう。

気が向けば満潮時に手前の藻場付近狙いも試してみたいと思います。

 

帰り際にクーラーの中を覗いてみると本日は8匹でした。

釣果は徐々に減少してきておりますね。

 

暑さが本番になるにつれて小型が活発化するので当然の結果なのかもしれませんね。

それなりの名手であれば釣れ続けるのかもしれませんが、今の僕にはそんな技術は備わっていないのが本音ですけれども(笑)。

8匹でした
8匹でした

 

少し厳しい釣りではありましたが、初めて通うポイントの割には最低限の結果も得られたのかなと思っています。

今の時期的に型狙いであれば、やはり「戸野埼」が手堅いのですが通える潮回りが限定的では仕方ありませんね。

 

次回また頑張らせていただくということで・・・今日はここまでです。

本日もお読みいただきありがとうございました。

 

ポイントと気象条件

 

2020年6月20日(土) 曇りのち晴れ 波0.5m 海水温22.4℃

大潮
満潮 10:32(300㎝)、23:30(357㎝)
干潮 05:04(137㎝)、16:57(   43㎝)

三豊市詫間町須田