4月28日のクロダイ釣行
こんにちは。
楽しいゴールデンウイークが始まりましたね。
季節も良くなり釣りを楽しみにしている方々も多いのではないでしょうか。
さて、本日は乗っ込み期のクロダイ狙いの最終戦です!
先日までのクロダイ狙いでは釣果も出ていたので、ボウズ覚悟で大型狙いに絞ることにいたしました。
今回のポイントは地元の大浜漁港の外波止である大波止(通称)より竿を出します。
ここではシロギスも釣れているとの情報もあり、先日掘ったボケ(テジロ)と師匠よりいただいたイシゴカイを持って16時過ぎにポイントへ入りました!
この辺りの浜辺は、友人と学生時代の昔によくゴルフの練習に来ていた馴染みの場所です。
拾い物のゴルフボールを集めては海で遊んでいたのを思い出します。
まぁ、一面が砂浜なので当然ながらバンカーショットばかりでしたがね(笑)
さっそく準備を終え、干底潮代わり前後の時間帯に頂き物のゴカイ餌でキスの寄りを確認してみます。
一応今回は大型クロダイ狙いが本命なので、夕マズメからはクロダイ狙いに絞る予定でいます。
実際には同時狙いもできなくもありませんが、針のサイズが大きく異なるので難しくなります。
「二兎追うものは一兎をも得ず」と言う言葉通り、同時に狙うなど欲を出さない方が賢明です。
運が良ければ位に留めておくのが無難でしょう。
今回狙う主な場所は、沖に見える一文字の右側の先端付近周りです!
この辺りは比較的に港内への潮通しも良いのか、クロダイやシロギスの回遊ルートにもなっています。
先端奥に見える伊吹島からやや右奥に見える円上島方向が有望で、さっそく投げ込んで様子を見てみます。
こちらの砂浜から沖一文字までは目測で約80m位でしょうか、道糸のナイロン4号でも加減しないと届いてしまいますので、一文字方向側では多少の加減調整が必要になります。
2投目の少し左側一文字際に投げ込んだ竿に、ドラグが鳴り大きなアタリが出ました!
”ジ~~、ジ~~、ジ~~~!”
如何にも良型キスのアタリでしたが、針掛かりはならず・・・。
専用のササメ大キスの針を使っていましたが機能せず。
他魚にも耐えうる人気の針ですが、もう少し針先が外へ向けた方が掛かり良いのではないでしょうか?個人的な感想ですが。
5分ほどして正面の沖一文字先端10mほどに投げ込んだ竿に先ほどと同じようなアタリが出ました!
”ジ~~~、ジ~~~!”
暫く待ち、何度もしつこくアタリが続き乗ったのを確認して取り込みました。
大型とは言えませんが、22.5㎝ほどの良型に近いサイズが釣れました!
今期の初物キスがやっと釣れましたね。
狙いの本命ではありませんが一安心です(笑)
情報では、荘内半島西側エリアの乗っ込みキスは開幕しているようです!
また楽しみで忙しい時期の始まりですね(笑)
しかし、今日は置き竿釣りで少し重い錘を使用しているためか、着水音がとても大きく回遊していたキスは離脱してしまったのでしょうか?
残念ながらその後にアタリは続きませんでした・・・。
それでも良型らしきキスの回遊があることは感じられ、師匠にいただいたゴカイで釣ることができました。
いつもながら餌を分けていただき、日頃よりとても感謝いたしております。
この場を借りてお礼申し上げます。
暫くして日も西に傾いてきました。
ここでのクロダイは夕マズメに実績がありますので、クロダイ仕掛けに変更します。
そこへ船で一文字へ渡った釣り人が、僕が攻めているポイント付近で竿を出す準備を始めました・・・。
「やっかいだなぁ」
後からのこのこと来られて邪魔されては少々気分が悪いです。
一文字先端付近のポイントを攻めていることを伝えるため、威嚇射撃します!
「よ~く見とけよ、俺のポイントに近づくとケガするぜぇ~(怒)」
とは言っても、錘の着水音でここは僕が攻めているから近づかないようにとの合図だけですからご心配なく。
くれぐれも危険なので人に錘をぶつけるような行為は絶対にしてはいけませんよ!
これは沖で釣られる方や船で釣ってる方全般に言いたいことですが、投げ釣りしている目の前を通過されたり、竿を出されることが多いのがとても気になります。
ある程度離れていれば問題ないだろうと思っているかもしれませんが、投げ釣りの射程圏内をあまく見ないでくださいね。
よくあるのが沖から船でキス釣りしている方が岸から魚が釣れる姿を見て、どの距離を攻めているか確認していることがあります。
そういう状況がきたら、わざと船のいるポイント以上の沖側へ投げ込むんです!
岸より遠く離れた所での錘の着水音を聞いた船の釣り人は、たいてい唖然としています(笑)
船よりも後方で着水音が確認できたら、まず射程圏内へは近づいてこないので安心です。
沖の一文字でいる釣り人に岸から付近を攻めていることは伝えられたようですが、ここで気になることが。
せっかく狙っている回遊ルート付近なのに、フカセ釣りなどで撒き餌をされると魚が釣れなくなってしまいます。
案の定、釣り人は撒き餌を始めました・・・。
仕方なく仕掛けと餌をボケに代えて夕マズメのチャンスタイムに備えます。
調子の良い日はこの時間帯に40㎝超が釣れるので期待します。
一昨年には、同ポイントで大きなアナジャコ餌を付けたチヌ針7号を28㎝のキスが丸飲みしていたことがありました。
稀に大型キスの夜間回遊もあるので、それらしきアタリが多いようでしたら専門に狙ってみたい気もします。
暑さが和らぎ黄昏の時間帯に突入しました。
やや右方向の藻の多い所でキスらしいアタリが出ました!
とは言っても糸が出るほどでもなく取り込むと、かろうじて口先に針掛かりしていました。
微妙なサイズの20㎝ほど。
それでもボケ餌3匹掛けにアタックしてくるのですから、凄い食欲かもしれませんね。
結局、夕マズメはこれだけでした・・・。
しかし、ここからがほんとうに厳しいものでした・・・。
夕暮れからは稀に小型のキスらしきアタリはあるものの、本命のクロダイは全く釣れる気配がありませんでした。
やはり沖側から撒き餌をされては難しいのかもしれませんね。
やがて潮は満ちて竿を振るスペースがなくなり、右隣の藻の多い浜側へ移動しました。
やや沖まで生える藻が深いので遠投を主体に攻めていきます。
少し勢いよく竿を振ったら、綺麗な流れ星のようなものが見えました・・・なんだろう!?
と思っていたら、穂先のLEDライトが外れて吹っ飛んで行きました・・・。
「え~っ、、、それ高かったのに・・・」
回収困難な距離まで飛んで行ってしまいましたわ(泣)
潮は大きく満ちて来ましたが、釣れる気配は全くありません。
この時点で今夜のボウズはほぼ確定?ですが、大型シロギスの夜間回遊の確認だけはしておこうと思っていました。
稀にキスらしきアタリは数度かありましたが、夜間に狙うポイントとしては不向きと判断しました。
港側とは違いこちらは砂地なのでアナゴも居なくて良いとは思うのですが。
その後はヒトデを追加しただけで、23時前の潮変わり迎えました。
もうお分かりですね、今週も惨敗で地元で連敗続きです。
あわよくばビッグママ(大チヌ)に近いサイズもと考えていましたが、乗っ込み期のクロダイ釣りは少々難しいようですね。
この時期の大型は警戒心も強いので、今夜のような明るい月夜には回遊していなかったのかもしれません!?
実績場の楠浜か、気になる南の大浜海水浴場の砂浜へポイント移動も考えましたが、クラブ員に出くわすことも多いため潔くボウズを認め諦めることにして24時に撤収としました。
どうもお疲れ様でした。
キス釣りシーズン到来は確認できましたので、次回からはキスの引き釣りに徹したいと思います!
ポイントと気象条件
三豊市詫間町大浜
2018年28日(土) 晴れ 波なし 海水温16.3℃
中潮
満潮 10:20(339㎝)、22:49(342㎝)
干潮 04:12( 56㎝)、16:39( 40㎝)