「釣行記全般」カテゴリーアーカイブ

釣り日記

カレイ釣行(2)11/16

 

 

11月16日のカレイ釣行

 

 こんにちは。

 

今期のキス釣りシーズンも早々に終わってしまい、仕方なくカレイ釣りに出向くことにしました!

何だか今年の釣りも不完全燃焼みたいな感じがしてすっきりしません・・・。

 

昨日の会社帰りに餌を買いに行き釣具屋に聞いてみました。

「カレイ釣れていますか?」と。

 

「ええ、釣れていますよ~!」

いつ行っても必ず釣れていると返答されます・・・。

ほんとかなぁ??

餌釣りをする人が激減する今、少しでも餌が売れるように釣れているような情報を流しているのではないかと疑ってしまいますわ。

 

新聞なんかに書かれている釣果を見ていると3~5枚とか平然と書かれていたりして「いったい誰の釣果やねん?」と気になります。

はっきり言って新聞に書かれている釣果以上の成績を出せたことは一度もありませんので、どこの名人の話なんでしょうかね?

ごめんなさいね、最近釣果が芳しくなくとても悲観的になっている投げ師でございます・・・。

 

   

さて、今日は土曜日ということもあり、ジェットスキーなどに邪魔されることなく釣りができると思い期待して家を出ました!

しかし、思惑は見事に裏切られるとは知る由もなく・・・!?

 

今朝は6時半前に三豊市詫間町香田の「正門の角」に到着しました。

途中携帯電話を忘れて引き返すなど少しトラブルもありましたが(笑)。

 

こないだなんかは餌を冷蔵庫に入れたまま持っていくのを忘れたこともありました。

年のせいかな?物忘れが多くなっているのかもしれませんね。

香田屈指のポイント
香田屈指のポイント

 

6:50準備を終えて釣り開始です!

めっぽう朝の冷え込みは厳しくなりましたが、昔に比べての季節感には少しズレを感じているのも確かです。

 

ここには20年近く通っておりますが、通い始めたころ知人にカレイの釣り方をよく教わったのを思いだします。

当時未熟な釣り師の僕に教えをいただいたこととても感謝しています。

ここ10年ほどはお会いすることもありません、噂では底物釣りをしていると聞いてはおりますが。

朝マヅメを
朝マヅメを

 

瀬戸内海でも干満差の大きいこの地域では、マヅメなどの時間的時合いよりも潮の動きによる時合いの方が影響が大きいのは確かです。

ただ、干潮からの潮返しと朝マヅメの時間帯が重なっているので少しは期待します。

朝日が眩しいね
朝日が眩しいね

 

個人的には朝に集中して釣れた経験がほとんどありません。

経験的にこの地域で釣れやすい時間帯を上げるならば「午前9時前後」と「11時半~13時」と「15時~夕刻前」に釣れる傾向が多いと感じます!

 

とくに夕刻前に連発は過去に何度もあり、動物である以上腹を空かせたまま一晩過ごすのは耐え難いのかと感じています。

 

暫くしてヒトデが釣れました。

このタイプは少し流れの少ない所で見かけるヒトデです。

細長のヒトデ
細長のヒトデ

 

やがて日も上がり少しづつ暖かくなってきました。

遠投有利のポイントですから穏やかな方が釣りやすいのも確かです。

今日は潮も動くと思うので荒れた天候を望みませんけれども・・・。

7時半過ぎ
7時半過ぎ

 

いつも思うのですが干潮から満3分ころまではとにかく潮の上りが遅いので退屈してしまいます。

おそらく香川県の東西エリアでの干満差(高低差)が大きすぎて、干潮時は西側エリアが低く東西の潮位差のつり合いが取れる時間帯までは動きにくくなっているのではないでしょうか。

干底から潮も動きだし
干底から潮も動きだし

 

それでも少しづつではありますが満ちています。

 

3色後半辺りの距離でまたヒトデが釣れました。

いつものトゲトゲしい奴です。

いつもの奴
いつもの奴

 

たくさんいれば期待は持てそうですが!?

何匹かヒトデが食ってきましたが、魚らしきアタリは全くありません。

狙う方向は
狙う方向は

 

ここでは滑走路際からの延長上に見える志々島を狙って方向を決めるのですが、島の西側半分よりも西(左)方向は根掛かりも多いので注意が必要です!

東側は概ね沖見える須田方向までがほとんどです。

沖には戸野埼も見えますが
沖には戸野埼も見えますが

 

一発ポイントである戸野埼も見えますが、今年は通える潮汐のタイミングが上手く週末の休日に当たらないため断念せざるを得ない状況です。

悲しいね~、カレイの釣れにくい時代になりそろそろカレイ釣り卒業を考えている今日この頃であります。

 

投げ師は「キスに始まりキスに終わる」と言われるように、年齢とともに徐々に冷めつつあるのも確かです!

どこかでもう一度大判(40㎝超)を釣ることが出来れば、満足して終えることが出来るのではないかとも思うのです。

 

釣る技術もなかった子供頃の釣果でさえも越えられない、そんなに変わり果てた海の変化について行けないのです。

徐々に潮は上がり
徐々に潮は上がり

 

やがて潮も上がり満4分程度になったでしょうか、綺麗に潮目が見えています!

潮目は沖の本流と岸近くを流れる引かれ潮の境目と考えて良いと思います。

 

頻繁に出来るようであれば、少し期待が持てるのではないでしょうか。

東の滑走路跡
東の滑走路跡

 

ここの滑走路跡は比較的綺麗でしょ。

真実は分かりかねますが以前釣ってた知り合いの話では、ここから6色以上沖を攻めれば35㎝級のカレイばかりが釣れると聞いたことがあります。

 

並継ぎAXクラスを常用していた知人ならでは話であり、僕のような凡人ではとても攻められるものではありません。

遠投力に自信のある方には是非試していただきたいと思います。

餌取りも
餌取りも

 

10時半を過ぎたころから徐々に餌を取られるようになってきました。

満ち5分ほど
満ち5分ほど

 

潮が動きだしたのでしょう、11時を過ぎて流れによる波紋が見え少し期待します。

そう思った矢先に即アタリが出ました!

小ダイ
小ダイ

 

本命ではありませんが近年異常に多い小ダイです。

食べごろサイズなのでキープします。

キュウセン
キュウセン

 

11:20過ぎさらに続けてアタリが出てキュウセンを追加しました。

相変わらず夏魚は魚信も激しく活発なようですね。

同サイズを追加
同サイズを追加

 

11:40にまたも小ダイが釣れて追加します。

潮もいい感じで流れており、後は本命のカレイが釣れてくれれば良いのですが。

 

何やら怪しげな物が食っているのを確認し上げてみると、僕の最も嫌いなケムンパスが・・・。

いつ見てもグロテスクなコヤツの姿に寒気がいたしますわ。

ウミケムシ🐛

 

間違っても素手で触ってはいけませんよ、大変な事態になりかねませんので。

 

   

午後の満潮付近になり期待しましたが本命は一向に釣れません。

14時を過ぎ潮は良いので続けて引き潮も粘ることにしました。

引き潮も
引き潮も

 

しかし、この時間帯を過ぎ15時頃になると近くにルアーマンが多く集まってきました。

20人ほどはいたでしょうか。

それを見た沖の船も寄って来て、僕の目の前で釣りをし始めました。

 

正に投げ込んでいる真横に船は停泊しており、青物の餌であるコノシロ釣っております。

船からはコノシロが入れ食い状態で、岸から釣りをする僕にはお構いなしでマナーの悪さにうんざりさせられます。

 

「あっちへ行け!」と手を振りジェスチャーかますも、手を挙げて謝りながら去っていく船もありましたが全く気にも止めず邪魔する船もいて仕方なく16時前には釣りを諦めることにしました・・・。

 

「おい、岡山ナンバー付けてるそこの船、いちいち近県まで出向いて俺の釣りの邪魔してんじゃね~よ」

「マナーのない君らのせいで釣れる魚も釣れんだろうが、何ならナンバー付きで船の画像載せてやろうか(怒)」

「君らの釣る脂ののっていない天然ブリなんかより県産の養殖オリーブハマチの方がよっぽど美味いわ、二度と香川へ来るなこのバ〇野郎!」

あまりに腹立たしいので35号の錘に付け替えてクルーザーにど穴開けてやろうかと思いましたが、思いとどまり理性にかえりましたわ・・・。

 

ゴメンね、本来はとても大人しい性格?(たぶん)ですが許せなくなると怒りが出てしまいます(笑)。

岸で釣ってるルアーマンにまで腹を立てたりはしたくありませんが、もう少し投げ釣りに対する配慮も必要ではないでしょうか。

近年の釣り場でのこの邪魔をされる傾向にはほとほとがっかりさせられます。

 

おかげでせっかくのカレイ釣りが台無しになってしまいましたわ。

 

とくに青物の寄る晩秋にはこういった無駄な釣りをすることも多くなっています。

残念ですがキスに続けて今年のカレイ釣りもこの辺で終了といたします。

 

僕自身も今季をもってカレイ釣りを卒業する時期になったのではないでしょうか。

本日の釣果は
本日の釣果は

 

本日は夏魚のみでお粗末な釣果でございました。

少し時期は早いですが今年の釣りは終了したいと思います。

 

本日もお読みいただきありがとうございました。

 

ポイントと気象条件

 

香川県三豊市詫間町香田

 

2019年11月16日(土) 晴れ時々曇り 波0.5m 海水温19.9℃

中潮
満潮 00:32(310㎝)、13:38(361㎝)
干潮 07:11(   18㎝)、20:00(132㎝)