カレイ釣行(1)10/18 (2020)

 

10月18日のカレイ釣行

 

 どうも皆様ご無沙汰いたしております。

 

実に4ヶ月ぶりの投稿になり、更新が遅れて申し訳ありません。

けっして新型コロナウィルス感染によって天に召された訳ではありませんので…。

 

6月半ば以降も釣りに通う予定ではあったのですがビジネスが上手くいかず釣りどころではありませんでした。

僕自身「個人投資家」という職業を志し4月に脱サラしたつもりではあったのですが、今回もまた野望は失敗に終わり仕方なく日々勉強に明け暮れておりました。

企業には一切頼らず自分自身の力だけでお金を稼ぎ生きていくことはこの上になく簡単な事ではなく再び挫折する始末でした。

 

僕の憧れ、そして夢でもある「億り人」と呼ばれる投資家になることは容易ではないのですが、今回の失敗もそれなりに学び得るものがあったとは思います。

暫くはバイト生活をしながら更に深く学び直し知識を得ることにしました。

   

 

今年の夏は例年にない遅い梅雨明けにより猛暑の期間が半月余り遅れたことで秋の訪れも遅くなっていますね。

とは言ってもそれなりに涼しく秋らしい気候になり今からが楽しみと感じている方も多いのではないでしょうか。

 

さてさて、秋のシーズンと言えばやはりカレイが本命でしょうか、このブログでは最近とくにカレイ関連の情報の検索が圧倒的に多く感じているのも伺えます!

僕自身もこんな日記的な文面よりも、僕なり知り得る「カレイの釣り方」を学んでいただいた方がとても嬉しく感じられます。

 

この時期ここ香川県西部の三豊市詫間町にある高谷鼻(ゴマジリ)ではカレイ釣りが本格化する頃で、釣り情報が聞かれる頃なのですが、まだほとんど釣れていないとの情報でした。

餌の仕込みついでに釣果を訪ねると、そんな風に珍しく釣具屋も控え目に伝えてきました。

こんな口振りから僕が予測するには、おそらくではありますが今期は相当カレイの釣果が厳しいのではないかと予測します。

 

前日、久々の釣りに興奮して寝付けないかと思いきや、21時過ぎにすんなりとよく眠れ気持ち良く4時頃に目覚めることが出来ました(笑)。

何とも緊張感のない自分に少しがっかりです。

年齢を重ねるにつれて少しづつ釣りに興味がなくなっているんでしょうかね。

 

今朝は5時過ぎに三豊市詫間町の香田地区に到着しました!

僕的に狙いのポイントだけは何がなんでも確保する主義でして暗いうちから夜明けを待っていました。

鉄パイプの滑走路跡
鉄パイプの滑走路跡

 

家から5分位でマイポイントへ通えることって、この上なく本当に幸せなことです。

遠くから通わなくてはいけない方々の苦労を考えれば、恵まれた環境に住んでることに絶対に感謝しないといけませんね。

西側
西側

 

周りを見渡しルアーマンの姿は多々見られるものの、投げ釣り師の姿は何処にもなく・・・本当に寂しい限りです。

この時代になり、「釣り」というカテゴリにおいて「投げ釣り」のしめる割合は残念ながらそう大きくはないと感じます。

放射冷却か
放射冷却か

 

今朝は思った以上に冷え込み蒸気霧と呼ばれる珍しい現象が起こりました!

海水温よりも大幅に気温が下がると海面から蒸気が湧き上がる珍しい現象です。

 

感触として海水はぬるく感じましたが、朝方の気温はやや肌寒く感じました。

あんな猛暑の夏でもやはり終わりがあって必ず涼しい秋が来るんですね。

 

今期は「ラニーニャ現象」の影響で12月以降の冬が寒くなるとの予報で、遅い夏の終わりと早い冬の訪れから言える事は乗っ込み期のカレイシーズンは極めて短いと思います!

夜明けの干底時に
夜明けの干底時に

 

まだ釣りし難い状況なので今回も干底の時間を利用してサザエを探します。

滑走路上をくまなく探しまわりましたが残念ながら一つも見つかりませんでしたわ。

「あ~あ、珍味を食べ損ねたな~」残念。

   

 

6時半頃に潮の動き出しを確認したので釣りを開始します!

ここ瀬戸内の早朝はあまりカレイの反応する時間帯ではないので、滑走路上に打ち上がったイワシを餌に数本投げ込んでおきました。

時折マゴチが出る地域なので暫く様子を見ます。

アタリ無し
アタリ無し

 

朝方はアタリはないもののイソメ餌は結構なくなっていきます。

ただ、海中には何やら粘液のようなものが漂っておりPEラインに纏わりついてリールを巻くたびに服も竿にも泥が跳ねてドロドロに汚れます。

 

海水温のまだ高い現状ではプランクトンも多く濁りがある時期です。

これも時折ある事なので仕方ありませんね。

潮も満ちて
潮も満ちて
こちらは
こちらは

 

8時頃になり徐々に潮の上り方が速くなってきました。

 

まず最初の時合いの頃です。

俗に言う「満ち三分」と呼ばれ釣れる頃とされる時間帯にあたります。

 

このポイントは近年潮位の低い時間帯に釣れる傾向はほとんどありませんが、潮が変化する時間帯には積極的に動かす方が絶対に良いと考えます。

カレイの釣れる条件として言えることは、そのポイントならではの普段の潮の動きと違いが感じられた時が絶好のチャンスです!

それが潮の流れる方向であったり、潮の流れる速さであったり、潮が動き出すタイミングなどどんな些細な変化でも気を配ることが大切です。

 

暫くしてウミケムシが一匹釣れました。

今回撮影は却下しました。

 

画像を見るとテンション下がってしまいますからね。

いかに虫好きがいてもさすがにウミケムシには興味も持たないでしょうし。

とくに多い地域では危険な生物なので針外しの専用小道具も必要です。

 

途中、常連の知人たちが訪れたので去年の釣果などを聞かせてもらいましたが、ほとんどカレイの釣れない年だったと教えてくれました。

去年は青物狙いの連中に釣りの邪魔をされて早々に終えてしまったけれど、釣れない年だとしたなら結果的に僕には良かったのかもしれませんね。

いい頃合いなのだが…
いい頃合いなのだが…

 

潮はどんどん上げてきているのですがいつも以上に速い印象。

今日はいつになく潮位が高いのは把握しています。

今日の潮は何か違う?
今日の潮は何か違う?

 

いつもは満潮後にやや西へ流れることがある位がほとんどですが、明らかに今日の潮は東への流れが強くて滑走路際で根掛かりが頻発しました。

潮が良く動くことは悪くはありませんが、少し釣りづらくなってきました。

 

10時半過ぎに2色前半に放り込んだ仕掛けににぎやかなアタリが出て小ダイが釣れました!

チャリコ
チャリコ

 

いつものチャーリーズ(チャリコ群)が賑わせてくれるのかな!?

潮の動きに反応して回遊がまわって来たのかアタリが出ましたけど針掛かりはありませんでした。

 

やがて潮の登り方は異常に速くなり11時過ぎには三脚の足元まで満ちて来ました!

潮位は390㎝付近と知っていたのでいつも良く通う潮回りより20~30㎝位高い程度だと考えていました・・・が、この考えがあまかった。

 

連日出る高潮注意報も相まってか、どんどん潮は満ちて11時過ぎに滑走路はほぼ水没状態・・・。

長年ここで釣りをしてきたけれどこんな高潮は初めてです。

高潮にて
高潮にて

 

満潮の定刻までまだ1時間もあるというのに恐ろしい潮位ですわ。

道具類は護岸の堤防へ上げやり過ごします。
※画像はポイントを熟知したベテラン釣り師が釣りをしています。
 危険なので絶対に真似をしないでくださいね。

 

道淵から釣っても良かったのかもしれませんが、近年堤防は嵩上げされて登りづらく脚立も用意してなかったため続行できないと思い滑走路上に留まることにしました。

12時頃には滑走路のスロープ上段までもが10㎝ほども水没する始末で、鉄パイプの上面がかろうじて出ているくらいです。

 

満潮前後の大きな波に何度か足元をさらわれ道具を守るのに必死でしたわ(怖)。

長年の経験さえも想定外の事態に恐怖を感じ釣りもまともに出来たものではありませんでしたけど。

信じられないほどまだ満ちる?
信じられないほどまだ満ちる?

 

くれぐれもこんなに潮位が上がった中での釣りは危険なので真似しないでくださいね。

もしもこの状況で風でも吹いて波が立っていたら攫われかねませんからね。

僕もカレイを釣りたい一心で少し無理をし過ぎたと反省しています。

 

こんな事態の中でもガッチョが釣れました!

下に置くスペースもないので撮影に失敗してますが。

ガッチョ
ガッチョ

 

しかし、この状況の中でウミケムシが連発します・・・。

ウミケムシ

 

☝過去の画像ですがこんなやつです。

 

このウミケムシもよく見るとお毛毛の少ない奴もいれば短い奴もいたりして、「おっ、こいつは薄毛でオスだな」とか「こいつは毛が長いのでメスかな」とか・・・・・・そんな話どうでもいいわ。

何度打ち返せどもケムシ、ケムシ・・・のケムシング・・・・・もう嫌や・・・。

 

僕の手法である「小マメな誘いかけ」と「マシンガン手返し」をもってしてもケムシは喰いついてくる始末。

余程食いがたっているか、たくさん沸いているんだと思います。

満潮時をケムシと波と格闘しながら鉄パイプの上で耐え凌ぎました。

 

13時を過ぎ多少潮位が下がったのでやっとまともに釣りが出来ます!

少し潮位も下がり
少し潮位も下がり

 

しかし、この時間帯ではほぼ釣れる時間帯は終わっています。

14時過ぎにはほぼ餌もなくなってきました。

 

「あれ、そんなに餌を使った気はしないがもう残っていないぞ」

おそらく釣具屋が餌代を値上げしたのでしょう。

 

どうも餌の量が思った以上に少なくて、餌釣りする人が激減する昨今、売れないなら少しでも高く売るつもりなんでしょうかね。

そんなことをすればもっと売れなくなることでしょうし、賢くないね釣具屋さんは。

 

仕方なく14時半に帰り支度のため片付けを始めました。

しかし、最後の竿が何やら重いぞ⁉

 

う~ん、、、この懐かしい手応えは・・・もしかして

ヒトデ少なし
ヒトデ少なし

 

やっぱりヒトデさんでしたわ(笑)、あえなく納竿。

今年もカレイ開幕戦は撃沈で~す。

 

残念ですが個人的にここ詫間湾においての「マコガレイ」は絶滅危惧種に認定させていただきます。

 

知人の方々へ、ケムシの多さから考えて、ポイントは壊滅的です。

今期もあまり期待しない方がよいかと思われます。

 

もはや唯一期待を賭けたこのポイントにも、僕が求めるものは存在しないのかもしれません。

 

ヘドロ状の泥が溜まりポイントが病んでる可能性は否定できませんが、それでも潮流の速い高谷のゴマジリや積なんかは安定した底質を維持しやすい環境であるはず。

そんな一級ポイントでも期待薄なら何らかの環境変化があったとしか考えられません。

 

ひょっとして・・・海の中もコロナ禍なのかな?

カレイも三密を避け自粛規制中かもね。

 

 

さて今後についてなのですが、このブログも個人的に納得できるものではなく今期限りでやめてしまう予定だったのですが、いずれ投資家としてデビューが叶ったおりには「投資ブログ」も作る予定であり、新たにサーバー契約から作り始めるのにも時間がかかるためブログ自体を残すことに決めました。

 

ただし、僕自身も忙しい身であり定期的にこのブログを更新できるものではありません。

不定期な更新ながら続けてまいる所存であり、出来るならば今年はあと何度かカレイ狙いに通いたいと考えております。

あらためて今後も宜しくお願いしますね。

 

本日もお読みいただき誠にありがとうございました。

 

ポイントと気象条件

 

三豊市詫間町香田

 

2020年10月18日(日) 曇りのち晴れ 波0.5m 海水温23.3℃

大潮

満潮 12:19(391㎝)高潮で更に上昇?
干潮 06:07(   29㎝)、18:37(   76㎝)