1月7日のカサゴ釣行
こんにちは。
今回はカサゴ(ガシラ)狙いです!
ポイントは香川県三豊市詫間町の経面(きょうめん)です。
詫間港より東に位置する岸壁沿いを探りながら釣り歩くものです!
竿はがまかつのさぐり竿に、小型スピニングリールにナイロン2号を巻いたもの使用し、錘1号を胴付き仕掛けにして狙うものです!
小魚狙いではありますが、根掛かりとの闘いでもあるのでハリスは1.5号程です。
投げ釣り師を語っておきながら、投げ釣り以外の釣りをしてるじゃないか!?っと言われてしまいそうですが・・・。
確かにこの釣りは投げ釣りではありませんが、投げ釣りのための精神力を養ったり、糸から竿を通して伝わる魚の気配及び行動を予測しながら、動きを読み解くための修行の一環と考えて頂けるとありがたいです。
これからの厳寒期の寒さの中での集中力を鍛え魚との駆け引きを通じて如何にして餌を食わすかを学ぶものです!
この釣りはとくに大型シロギスの引き釣りに相通ずる物があり、キス釣りが沖から手前までを攻める前後の釣りならば、カサゴ釣りは底から水面までを攻める上下の釣りなのです!
また釣り方も、アタリが出る→即アワセる→針掛かる?ほど単純なものではありません!
同じ魚でも様々なアタリの出方があり、また大きさが変わるにつれてアタリ方にも変化が生まれて、如何なるアタリにも柔軟に対応して針を掛けやすくするための訓練なのです。
カサゴのアタリの出方をイメージします!
- 最初に少しだけ竿先が持ち込まれます。
(餌を咥えたまま違和感がないか気にしています) - 竿先を下げて糸の張りをなくします。
(餌に違和感がなくなった) - 若干また竿先が持ち込まれて止まります。
(完全に餌を口に入れました) - 一気に竿が持ち込まれます。
(反転して一気に巣へ向かって戻ります)
たいていの場合はこのパターンで、型が大きくなるにつれて1~3までの時間が長く、繊細なアタリになりやすいです!
これは大きくなればなるほどに警戒心が強くとても慎重だということのあらわれです!
糸を張ったままにしていると直ぐに餌を離して食いつきません!
さらにより大型になるとアタリ方にも違いがある事も多く、最初に竿先持ち込まずに竿先の張りが無くなるアタリが出たりします!?
これは餌を咥えたまま浮き上がって来ていて、急激に糸がフケたりします。
警戒心もありながらも食い気があるために、餌を咥えてより違和感がないか試しているように感じられます。
ただ、1.の最初の前アタリでアワセを入れても百発百中空振りに終わります!
ではこれをシロギス釣りに当てはめて考えてみます。
キス釣りの場合は固定天秤による前アタリの出方が出難く、距離もあるため分かり難いものです。
しかし、シロギスも大型になれば、餌を咥えたまま引っ張て違和感を確かめているかの様に、本アタリまでの間(時間)が感じられます!?
ただ、餌を咥えてはいるものの針が口に入っていないのか、前アタリでアワセば空振りも多く、本アタリまで待てば待つほどに針掛かりしやすく感じられます。
また、大型ほど手前に引く様なアタリが出てサビいている時に糸フケの出るアタリも出やすいものです!
警戒心のある段階の前アタリ時で掛け損ねると、さらに警戒心が高まり余計に釣れなくなるものです!
魚もそんなに単純な生き物ではなくそれなりに学習しています。
早アワセによる掛け損ねを防いだり、暑さや寒さの中で集中力を保つにはとても良い勉強になりますので、一度試されてみてはいかがでしょうか。
夕方17時前より竿を出して、夕暮れとともに時合いに突入して23時過ぎまで釣れ続きました!
釣り方は比較的に単純で、餌を底に落としたゆっくりと50㎝位づつ上げては止めて待つの繰り返しです!
3mづつポイントを横に移動しながら釣り歩きます。
投げ釣りブログですから深く説明はしませんが、カサゴ28匹にメバルとウミタナゴが1匹づつの釣果でした!
東風も強く波もあり寒かったのですが餌代はイシゴカイ300円なので十分に楽しめました!
型は大きくて20㎝位までで、小型のリリースも10匹位ありましたので全部で40匹位は釣ったのではないかと思います。
次週は干拓地でクロダイ釣りを予定しています!
ポイントと気象条件
香川三豊市詫間町経面
2017年1月7日(土) 曇り 波1m 海水温12.7℃
長潮
満潮 06:18(258㎝)、18:38(282㎝)
干潮 12:10(114㎝)