ここでは潮汐(潮見表)の使い方を説明していきます。
潮汐とは
潮汐は海水の干満のことを示すものです。
潮の動きは魚の食いに影響するため、釣りをするうえでは潮汐を気にされることでしょう。
僕自身は釣りをする時は常に潮位や流れを気にしていて、とくに魚の時合いと思われる時刻には、携帯電話などにアラームを入れるなどして常に意識していることが多いものです!
自分の過去のデータから、〇〇ポイントはでは〇〇頃の時刻(潮位)で釣れているなどと気を配らずにはいられません。
また、その付近の潮変わりの時刻など気にして見ていると、今日は少し定刻より遅いなど以外に分かりやすいものだと思います!
潮汐から
よく観察してほしいのは、瀬戸内海のように干満差の大きな地域では、潮変わりの動き始めの時には比較的大きな波が来ることが多いと感じます!?(とくに干底潮変わりに)
このタイミングを見計らって潮が動き出したと判断して集中的に攻めることも多いものです!
僕の通う香川県の西讃地方では、東讃地方に比べて干満による潮位差も大きく、基準とする高松市の潮汐を見ても参考にしかならないものです。
近隣でも潮位差が
西側の愛媛県寄りの観音寺市では干満差は最大で400㎝前後に対し、徳島県寄りの東かがわ市引田では最大で200㎝前後と2倍近くの干満差があります。
新聞などでは県中央付近の高松市の潮位を表記していて、こちらは干満差の最大は270㎝前後です。
一般的には釣具店なども平気で高松市の潮汐表を表記しているために、誰もが基準にしてしまいがちです。
また、日本一狭い香川県であっても東西では潮汐の時刻にも40分近くの時間差もあり、カレイ釣り等では潮の動き出しの時刻を細かく知る必要があるために極力近場の潮汐を確認する必要があるのです!
できるだけ潮汐表のツールを利用して、近場の潮汐である時刻を知るなどして上手く活用したいものです。
潮汐の有効な使い方
僕は餌代が惜しいという気持ちもあり、時間が許すならば餌堀りすることも多くあります!(別にケチじゃないよ)
この潮汐ツールのおかげで餌の掘れる潮位を知ることが出来て、一番堀りやすい時刻を見計らって海へ出掛けることも可能なりました!
餌代が惜しい?と思われるかもしれませんが、高い餌代を使って元の取れない釣りには興味も少なく、コストを抑える工夫も必要だと最近は考えるようになってきています。
「この釣果で餌代いくらだった?」と聞かれるのがとても嫌なものでして・・・(笑)
また、ポイントによっては干潮時にしか行けない場所も存在しますし、潮位的に往来可能な限界値を調べておくことにより、釣りをする時間を計れるなどのメリットがあるなど、とても便利なものです!
過去には何も考えずにポイントに入ったものの、餌も残っていないのに帰ることも出来ず、岩場の上で3時間以上も待ってたなんてこともありました(笑)
沖を船が通り過ぎる度に帰れない姿を可哀想な目で見られたりして・・・。
人の踏み入れぬ秘境のポイントに行く時などは、通れた潮位高を確認して帰りの時刻を考えるのにもとても便利ですよ。
この時代どこでもインターネットに接続できるので、携帯などのタイドグラフ (潮位)を確認しながら釣るのもいいかもしれませんね!