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カレイポイント③


 

カレイポイントその3(滑走路跡3)

 

 ここは三豊市詫間町香田地区の滑走路跡の一番東側にあたる場所です。



 

滑走路の釣り座位置

 

このポイントは通称「正門の角」と呼ぶ場所で、化学工場の正門前の角付近にありシーズン初期から比較的に釣れる所です。

遠投の必要が多いにあり、広い範囲をどれだけ丁寧に探り続けられるかが釣るための秘訣になります。

 

狙う時間帯は満ち潮全般が良いですが、引き潮も釣れなくはありません。

 

このポイントにおいては2色以内の近投の必要性はないと思って良いでしょう。

やや遠浅のポイントで手前は浅く満潮時でも底が空けて見えるほどです。

 

潮通しは良く頻繁に潮目ができやすく多種の魚が釣れる傾向が多い場所です。


 

干底から狙う位置

 

干潮時付近においては5色位(120m以上沖)で釣れることがありますが、それ以上の距離でも釣れることがあります。

必要に応じて並継竿を利用しても面白いと思います。

 

滑走路際付近は捨て石が多く、攻めづらいポイントになっています。

よって滑走路際から斜め方向の沖合い全般を狙います!

 

時間帯は満ち潮時なら期待が持てますが、やや潮位の上がる満ち3分ころからが良いでしょう。

岸壁沿いの敷石に水が掛かる頃からが期待が持てます!

だらだらと動いていた潮が徐々に満ち上げる速度を速める時間帯だと覚えておいてくださいね。


 

満ち込みの中盤で狙う位置

 

徐々に潮が満ちた場合(満ち3~7分)はより斜め方向を意識して攻める必要があります!

正面からやや右方向沖に見える志々島の西側方向を意識して5~3色前半までを狙います。

 

PE2号ラインで振出竿使用だと5色目の糸を出すにはやや不向きで、限界を感じるならば4~3色でもカレイは狙えないこともありません。

とにかく距離があるので狙う範囲は広く、方向を決めて順次探る位置を横方向へ移動させながら釣る必要があります!

詳しくは「カレイの具体的な釣り方」を参考にしていただけると助かります。

 

遠投有利なポイントなので風は少ない方が攻めやすいのは確かです。


 

潮位の高い時間帯に狙う位置

 

潮位が高い時間帯(満ち7分~満潮時にかけて)も狙い方に大きな変更はありません。

しかし、潮位が上げているのでより浅かった東側方向まで狙っても釣れる可能性が広がります!

沖側方向と横側方向を意識して攻めるのも良いと思います。

 

ここではヒトデなどの釣れる場所が限定的で、よりヒトデの居る場所に本命のカレイが居る可能性が高いです!

僕の経験上、カレイの釣れる日は他魚の釣れる可能性も高い印象があります。

とくに満潮時からの潮変わりの時間帯に沖から手前に向かって潮が当たり、沖へ投げ込んだ仕掛けが手前へ流されて竿の糸がフケ安い時間があります。

このタイミングでアタリが出ると35㎝以上のカレイのヒット率が高く、このポイントならではの11時半から13時ごろにかけての独特の時間帯による時合も存在するのです。

 

潮位高の時間帯には50㎝以上の大型イシモチ(コイチ、金グチ)釣れることもあり竿を持っていかれないように注意してください。

スズキやマゴチやタイ類も多いので玉網は必要でしょう!

 

シーズンインが他の滑走路跡よりも一潮ほど遅いのですが、釣れる時期は比較的に長くて12月上旬までは期待できる時もあります。

ここ香田地区で大型が一番出やすいポイントで、過去に40㎝級オーバーも釣っていますし他人が釣ったのも目撃しています。

難易度は高いですが、釣り方を考えて上手く攻略できると良型カレイを釣るポイントとしては最適な場所だと思います!

 


総合評価と期待度

 

狙える数   1~5枚 多くてもカレイ6枚位まで
狙えるサイズ 24~43㎝まで記録(35㎝前後もけっこう多い)
狙える時期  開幕から二月ほど(10月中旬から12月上旬)
       海水温23℃~17℃付近まで
狙いの潮回り 大潮前後
       正午頃に満潮を迎える潮回り
狙いの天候  穏やかな凪の日が攻めやすい
       荒れていても釣れる

釣りやすさ  ☆☆☆

遠投性    ☆☆☆☆☆ 遠投の必要が大いにあり

狙いの時間帯
干潮時    
満ち潮全般  ☆☆☆☆
満潮時    ☆☆☆☆
引き潮全般  ☆☆

 

(注意点)

時折り大きなマゴチ50~60㎝以上が釣れるので玉網が必要です。

満潮時に釣り座が水没の恐れがあります。

※日曜日の午後からはジェットスキーのたまり場になり竿出し困難になります。
くれぐれもトラブルがないようにしてください。
人数も多いので尚更の事注意が必要です…。