ここでは釣りをするうえでのマナーなどを書きたいと思います。
これは他の釣りにも当てはまることであり、釣りを見る立場での注意事項なども含まれます。
釣り人のマナー
まず一つ目は釣り場におけるゴミなどの処理の問題です。
人気の釣り場では結構ゴミなどで汚れていることも多いものです。
波止の石の隙間に溜まった釣り人の残留物に呆れることも多いのではないでしょうか？
絡んで処理しきれなくなったラインの放置や、食事及びお菓子を食べた後の袋などや、外道などの小魚の放置などもよく見かけるものです。
釣りが本当に好きでポイントを守りたいために、代わって処分してくれる親切な方が見受けられるのも間違いない事実です！
とくに年配の釣り人の方がこうした片付けをしているのを見かけると心が痛むことはありませんか？
近年の釣り場から
残念なことですが、世代が変わるにつれて年々酷くなってきているととても感じてしまいます。
マナーのない釣り人の多さに、近隣のとある人気の釣り場所においては一時封鎖されたこともあったほどです。
これは釣りを見に来る人にも言えることです。
飲み物の容器を迷いもなく海へ投げ捨てる行為及び、煙草の投げ捨てはとくに多いですし、見ていて腹立たしい思いを誰しも感じたことがあるのではないでしょうか？
自分さえ良ければそれでいいなんて思っていたら大間違いです！
とくに閉鎖性の強い瀬戸内海においては、浮遊するゴミが多くてとても残念な海になりつつあります。
自分の持ち物位は各自で処分することが最低限のルールでありマナーなのではないのでしょうか！
この後の世代に良き釣り場として引き継ぐためには、とても大切なことだと思います。
お隣の愛媛県の釣り番組では 「ゴミ+1運動」として、自分の出したゴミ以外まで持ち帰り処分するよう推奨していたりもします。
番組として見ていても、たいへん素晴らしい試みだと思います。
こういった釣り番組はずっと続いていってほしいものです！
釣り場所の確保
場所取りによるポイントの奪い合いがあります。
波止先などが良く釣れる人気の場所で、どうしても波止先で竿を出したいと思うために、後から来た立場でありながらもそのポイントを譲るように言ってくる輩などです。
これはクラブ員などのことも多く、そういった話は実に絶えないものです！
実際に僕も島に渡ったポイントで遭遇したこともありますが、喧嘩に勃発することも考えられます。
だから今ではあえて人の集まるポイントには、極力出向かないようにしています！
確かに釣りクラブ員などは、釣るための使命もある？ので場所を確保したい気持ちも分かるのですが、それでもポイントの横取りなどは許し難いものです。
中には釣り大会のために、クラブ外の一般人に場所取りさせる連中もいるくらいです。
これは紛れもない事実であると言っておきます。
また、釣り場への横入りなども気になるところです。
隣県などのように釣りが大変人気で数m間隔で竿を出す地域も見受けらるのですが、ここ香川県においてはそんなに釣り人が集中することはそう多くないものです！？
横に広大なポイントでありながらも、たまたま隣の釣り人と２人だけであったのに、その間に無理矢理割って入り竿を出されたこともありました。(その場所が良いと思ったのかな？)
狭い隙間へ割り込んでまで釣る神経も凄いのですが、強風の中で竿を４本も出し散々フルスイングしたあげく何度もオマツリさせられるし投げ込んだままの放置状態など。
先客がカレイを釣る度に、あたかも自分が釣ったかのように携帯電話で延々と状況説明する始末・・・。
本当に迷惑極まりない釣り人でした！
狭い隙間を割って入るのも知人ならまだしも、あかの他人にやられたあげくフルスイングのノーコン(ノーコントロール)で何度もライン交錯で散々絡ませれられて釣りどころではなかったのです。
完全に僕の飛距離を越してくれれば良いのですが、明らかにラインがクロスしているのが分かるから誘いも掛けにくいし・・・。
潮の流れや風の中でのコントロールもままならないようで迷惑かける位なら、多少の遠慮も必要ではないのでしょうか。
コントロールに自信がないのなら注意してください。
釣りを見に来る方々
釣りを見に来られる方々にも一言注意したいと思います。
釣り座の真後ろに車を停めて夜釣りを見るのはいいとして、暗くて見えないものだからあえてヘッドライトを点けて照らす行為はやめてもらいたいものです。
夜釣りをする者としては、海面を照らすことは御法度です！
魚の取り込み時なら仕方がないにしても、他人に照らされては釣れる魚も釣れなくなってしまうからです。
くれぐれも注意していただきたいものです！
回りに気を使わない人達
釣り場が公園の裏などのポイントでは、稀に外国人のどんちゃん騒ぎに遭遇することもありました。
聞きなれない他国のリズムや音楽は、とても音が大きく激しく騒がしいのです。
集団で公園の木の枝を手当たり次第にへし折るわ、見るからに怖そうな外国人で、とても怖くて注意もできませんでした。
この日本という国をなめているんでしょうかね！？
こんな奴らは強制的に国外退去でもいいんじゃないのかな。
たまに大きな漁港で夜釣りをしていたら、停泊している船舶の外国人達が僕の釣り座の後ろで集団で見ていることもあったのですが、アナゴが釣れる度に蛇を釣ったのではないかと騒ぎ立てていたのです。
言ってる言葉が全く分からないのでなんだかとても気味が悪い。
とくに背後で外国人が集まって何やら話していると、急に怖くなることもありました。
極めつけは午後に釣り座の後ろに車を停車し、カーステレオの音量全開でギャラリーしている人。
歌ならまだしも何だか聞きなれない声などが？？
「チ～ン！？」
よく聞けば外国のお経であり、最後には日本の般若心経が聞こえてきました・・・！
坊主なのかもしれませんが、余りにも理不尽ではないでしょうか。
本当にお構いなしの人の多さと、モラルの無さに呆れかえることも多いものです。
ある時はそこそこ道具を知った釣り人に延々に釣り道具の云々を語られることもありました。
通なのはわかりますが、この手の人はやたらと話が長いのです！
聞いていたらいつまでも続くウンチクにうんざりさせられることもあり、断るに断れないのです。
釣り情報を派手に流す人達
竿頭(さおがしら)の情報を広めて回る人がいて、たまたま大釣りしたのを見られてから翌週には自分の噂が出回っていたこともありました。
自分の中で留めてくれればいいのですが、持って(黙って)いられない人もいて噂が噂を呼び聞いてて恥ずかしくなることも。
本当に言い出せばキリがないですねぇ。
もしも、自分に当てはまる節があるならば、改めてほしいものですね。
できることならばば自分のポイントを温存したい気持ちもありますし、大勢で押し寄せてポイント潰しにあった日は心が折られます。
情報に乗りたがる人達
他人の美味しい話に乗っかりたい人達にも困らせれます。
ポイントなどは無数にあり、無理して行くか行かないかだけで穴場的ポイントは探しだせるものです。
そのポイントが自分のものかと言われれば文句も言えませんが、開拓してそのポイントを守りたい人達がいることも忘れないでいただきたいのです。
他人の道具批判
最後に他人の釣り道具をやたらと批判する人がいます。
大抵はとても良い道具を持った方に多いのですが、高い竿等が良いのは誰にも分かることで、安い道具を持ってるから劣るという考えは大きな間違いです！
魚をたくさん釣って名をはせているのかもしれませんが、そもそも釣り師の勝ち負けとは何なのかと問いたいです。
僕が思うには、道具や餌代などに投資しただけの釣果を得た人が勝ち組だと思っています！
そう言う僕も立派な負け組なのは間違いない事実です。
だからこそ道具に投資しただけ、今でも努力してたくさん釣って取り戻したいのです。
少し理不尽な発言もあったかもしれませんが、どこか心の片隅にでも留めておいて頂けたならありがたいです。
海を愛する一人の釣り人として宜しくお願いします。 m (_ _) m