1月14日のクロダイ釣行
こんにちは。
今回が今年の初釣りになります。
とくに寒さで水温が低下して狙える魚種は限られているため、寒チヌ(クロダイ)狙いにしました。
選んだポイントはカレイシーズンに通う三豊市詫間町香田の滑走路跡です。
ここを選んだのは秋に滑走路上で餌を探すクロダイが見受けられていたため、近くの居着きのクロダイが真冬でも回遊して来るのではないかと思ったからです!?
また、先日の餌堀りでアナジャコを数多く調達できなかったのもあり、期待が薄いため近場で済ませることにしました。(ゴメンね)
本来ならば観音寺市の三豊干拓地へ行く予定だったのですがね・・・。
先日の午後から某所で餌堀りしていたのですが、2時間半近く掘るものの50匹ほどしか集めることができませんでした。
辺りを見ればそこらじゅうが掘り返されており、誰かに掘られてしまったと思っていました。
そこへ近所の方が来られて話を聞くと、掘ったのは人ではなくイノシシだと言っていました。
夜間に人の気配がなくなると餌を求めて海岸へ来るそうです!
我が私有地の山近くにある畑も荒らされて被害は多いのですが、まさか海にまで来て僕の餌堀り場まで荒らして行くとは・・・。
これほどに餌が激減しては新たに餌場を探さなくてはならず、今後の課題が増えてしまいました。
獣が相手では困ったものです、はてさてどうするものかと。
そんな理由もあり本気で勝負を賭けられなくなったので、なんとか近場でやり過ごすことになりました。
期待薄で遠出するのもね~、しかし出撃予告したので行かない訳にもいかないですし(笑)
最近はブログにアクセスも多いし、先日までサイト作り変えにご迷惑かけたのもありますから、仕方がありません。
先日までのブログ作り変えの思案に暮れ10日ほど費やしました m(_ _)m
今朝は夜明け後の7時過ぎに到着しました。
ここ南国?詫間町でも冷え込みは厳しく、車の回りは凍り付いてカチコチでしたわ。
香川県内では北へ行くほど温暖な気候で、詫間町は北に位置しながらも「南国」と呼ばれる所以があるのですが。
釣りの準備をしようと思っていたら車に道具を忘れ、取りに行くとキーのリモコンの電池が切れているのか開閉ができません??
そういえば反応が悪く先日から電池が切れかかっているとは思っていたのですが、このタイミングで切れるとは・・・なんで・・・。
仕方なく鍵を差し込み回そうとしたら、冷え込みで凍り付き固まっているのか全く動きません!?
助手席側も同じでうんともすんとも言いませんがね(泣)
数十分試行錯誤しましたが諦めかけ、最後の手段で手で鍵を擦り温めてみました。
若干電力が回復したのかなんとかリモコンで開閉できました(汗)
暖かい地方で育ったため、こういった寒さによる想定外に困惑しましたわ。
結局準備を終えたのは8時前で、チャンスの朝マズメを逃しました。
ふう~、変な汗が出て寒いのやら暑いのやら不思議な感覚です。
急ぎ投げ込み今期の初物を待ちます!
今回は餌も少なく、根掛かりの多い場所を攻めるため竿は2本としました。
ポイントは香田地区の滑走路跡上なので、頻発する根掛かり対策としてラムダ式の柔らかい半誘導天秤錘を持ち込んでみました!
砂ズリは機械縒りで制作されたいただき物で、ハリス6号、チヌ針6号の1本針としました。
餌は先日掘ったアナジャコ(カメジャコ)にボケ(スナモグリ、テジロ)が若干混じっています。
年初なのでまずは詳しく説明していきます。
これらの餌はとにかく柔らかく、針を通し掛けするとキャスト時に身切れしやすく工夫が必要になります。
僕はブッコミ釣り等の経験から身切れしにくい「折り掛け」を多用しています!
さすがにフルキャストは無理ですが、7割位のキャストで90m近く投げることは可能です。
通し掛けで変に餌が丸くなるよりは自然な動きに近くなります!
針は丸見えですが、黒いものには魚も警戒しにくい印象を受けます。
ラインはアトミックスライダーの4号で、本日は取り込み重視でやや硬めのオルノスだけを使用しています!
実に良い天気で久しぶりに穏やかな釣り日和になりました。
しかし、ベタ凪もあり開始から竿が揺れることがありません・・・。
今回は滑走路の真上で釣りをしているため障害物が多く、対策を施していてもかなりの頻度で根掛かります(厳しい~)
滑走路正面方向に投げているので、サビけばほぼ確実に根掛かりします!
最初は針が折れたり天秤錘が変形しながらも、何とか回収できていましたが徐々に仕掛けのロストも出てきました。
・・・・・・。
そのうちに心も折れてきました・・・。
少し釣り座とポイントをずらし滑走路際の捨て石側も狙っていきます。
あわよくばアイナメも同時に狙えるかと考えました。(欲深い?)
徐々に霞がとれて暖かくなってきたのですが、竿先はピクリとも動きません。
このポイントは思い起こせば、20年近く前にまだ仕掛けを作り始め出した頃にアイナメを掛けてバラした思い出があります。
明らかによく引き頭を振る感触から、良型アイナメだと思っていたのですが途中で魚が逃げてしまいました。
確認してみれば針が抜けて、ハリスは豚の尻尾状態(結び目がクルクル)になっていました。
情けなかったなぁ~(笑)
あれ以来、針結びにはとにかく拘り同じ失敗は起きていません。
若き頃の失敗は現在の教訓としていつまでも脳裏に刻み込まれています。
10時過ぎに潮は上がり満潮前の潮のよく動く時間帯になりました。
いい潮目も出来ていますが、魚が餌を触る気配は一向になく沈黙状態です・・・。
新年早々にボウズの予感が!?
10:10過ぎに定刻より若干早く潮変わりの一波が来ました!
少し流れやすい時間帯になって来たので、また滑走路中央付近から攻めてみることにしました。
ラストチャンスに期待し投げ返します。
餌が少ないと思っていましたが、餌取り一匹居ない状況ではむしろ多すぎるようにも思えてきました。
相変わらず根掛かりは多く、単色ラインでどの距離で根掛かっているのか把握しにくく苦戦しました。
視認性もよく捌きやすいラインで強度もまずまずですが、僕としてはポイントまでの距離を見極めにくい印象を受けます。
さて、釣果はと・・・もう、お分かりですね(笑)
新年早々にパーフェクトゲームを達成されてしまいました。
一度真冬に試してみたかったポイントなので納得はできましたが、冬場のポイント選びとしてはダメでしたね。
少なくともこの厳寒期でも魚が寄り付く場所を選ぶならば、餌取りの気配がないと全く対象にはなり得ません!
この地域特有の著しい海水温低下では、やはり坊主もありえて難しいものですね。
初釣りからこれでは今年も幸先は良くなさそうです!?
まぁ、今回は新年の肩慣らしということで、次回からがんばらせていただきます。
どうもお疲れ様でした。
ポイントと気象条件
詫間町香田
2018年1月14日(日) 晴れ 波なし 海水温8.7℃
中潮
満潮 10:16(315㎝)、21:57(280㎝)
干潮 03:38( 36㎝)、16:18(112㎝)
最終投稿日 2021年1月3日 10:32