11月26日のカレイ釣行
こんにちは。
今回は先日の予定どおりに”一発ポイント”へ出撃です!
本日は三豊市詫間町新浜で前々回の釣り場より150mほど西よりの所です!
今回の釣行もまた干潮時でないと行けないため、夜も明けぬ暗い中の5時過ぎに岩場を歩きポイントへ入りました!
このポイントは裏が山なので何やらとても不気味です。
ポイントに到着すると、何かがこちらを見ており猪??
かと一瞬焦りました・・・!?
目が光っておりどうやら狸のようで一安心です!
最近は猪に襲われる被害が県内でも増えており少し注意も必要ですね(笑)
夜明けまでは1時間以上あるためゆっくりと準備します!
少し心細く怖いのもありますが・・・何とか夜明けまで・・・。
そのうちに夜も明けて明るくなったのでポイントの撮影です。
ここは新浜奥で通称”人形岩”と呼ばれる大きな大仏の様な形をした大岩があり、その岩の上からの釣りになります!
数年前までは大仏の頭らしきものがあったのですが、今では何故か見当たりませんが・・・!?
いったい何処へいったのやら(怖~)
ここは”一発大物ポイント”であるがゆえに、藻の茂り具合や底質の荒さなどがネックとなっていて根掛かりも非常に多い所です!
35㎝以上の良型カレイの確率は群を抜いており、まさに僕の”一発大物勝負ポイント”でアクセス出来る日も限られており事前の準備も必要です!!
ところがどういう訳か一面に茂っていた藻もなくなっているようで、何故か見当たりません!
とりあえず07:00前に準備を済ませて、まずはポイントの確認からです。
錘を引きずると、だいたい3色目半ば以降が”カケアガリ”になっているようですね!
ここは真横付近まで潮が満ちてくるためポイントは広大に広く、勝負所と思える満潮までの時間が短くて魚の居場所を把握し難いため、今日に限っては大きく投げ分けて攻めてみます!
以前は相当の餌取りが居て苦労しましたが、藻がほとんど無くなったためかなり減った印象です!
ただ、前に竿を出したポイントと違い潮の流れが緩いため、ほぼ毎投近くヒトデが掛かってきますが・・・!
一時間ほどはアタリもなく、寒波による冷え込みでヒトデ以外の活性が良くないのかもしれません!?
08:00時過ぎに正面に遠投していた竿にいいアタリが出るものの魚は乗らず・・・。
08:20頃に正面3色目前半(70mほど)の所に投げ込んだ竿に強烈なアタリが出て一気にドラグが滑って糸が出ました!
余りに強烈でドラグから煙が出るんじゃないかと思うほど‼
一気にアワセて巻こうとしましたが、勢いが凄くて竿をのされて綱引き状態になり慌ててドラグを緩めます!
「ダメだ止めきれない!?」
”ジ~~~ジィ~~~~~・・・‼”
50mほど走られたでしょうか??5色目の糸も出掛かりようやく止まったと思ったら既に根掛かりしており、どうやら巣に逃げ込まれたようですね。
糸緩めて10分ほど待っても出て来る気配もなく、仕方なくラインを切ることにしました。
おそらく”コブダイ”(カンダイ)が食いついたのでしょう!
ここでは比較的によくあることで60㎝位ならまだしも、余りに大きいととても歯が立ちません!
たまに頭のコブがボールのように大きな奴も居たりして、過去にはものの数秒で糸を切られることも何度か経験しています!
その後は気を取り直して攻めますが、勝負所と思っていた満ち潮では釣ることが出来ず、少し諦めモードに・・・。
一発ポイントなのでボウズもいたしかたありませんが、何とか一枚だけでも釣りたいものですが・・・。
その後もカケアガリ付近はヒトデの連発です。
引き潮が反対の西向きに流れ出し、少し風も出て波気立ってきました。
また、山の北側に位置しているため冬場にかけてはほとんど日当たりもなく、余計に寒く感じられます!
カケアガリ付近では魚が居ないのか手前も攻めてみることに!
10:20過ぎに正面のカケアガリ手前付近の3色目の前半(70m)に仕掛けを置いていた竿が大きく揺れて糸が出ています!
またコブダイに逃げ込まれても厄介なので、直ぐにアワセて巻きよせるといい重量感で寄ってきます!
手前でけっこうな締め込みが何度かあり、足元まで浮いてこないので・・・!?
「来たかもね??」
最後まで抵抗して抜き上げたら良型カレイ33㎝でした!
予定外に引き潮で釣ることが出来たので少し気が楽になりましたね!
その後もヒトデが釣れ続けるものの魚は沈黙・・・。
昼過ぎに昼食を食べていたら、アタリが出て手応えを感じるもののいつもの大きなフグでした(残念)
14:00過ぎには潮の流れも止みそろそろ帰り支度も考えますが、まだ潮位も少し高くて帰れません。
期待も薄いですが、せめてもう1時間だけ釣り続けることにして投げ返します。
何処へ投げてもヒトデばかりで30匹以上は釣ったでしょうか!?
仕方がないので4色以上に遠投をかけて様子を見ていました!
14:20に正面4色目に投げ込んだ竿に激しいアタリとともに一気に糸が出て、今度こそ朝方のコブダイと思い大きくアワセを入れました。
退屈していたところなので
「ガチで勝負や~!」
「ついでに仕掛けとラインも回収してやる~!」
しかも竿は朝方のプロスイングではなく、3本継ぎの豪竿の”オルノス”です!
今度もいい手応えですが何とか巻き寄せられ、途中首を振っているのか?絞め込んでいるのか??よく引きます!?
ただ手前30m位からはかなり抵抗を見せて寄せかねるほど!
これはコブダイではなく”エイ”だろうと思い、すぐ足元の岩場付近での厳しい締め込みに耐え抜いて・・・必至にゴリ巻きです!
なんとか足元まで寄せ切って
「どんなサイズのエイだろう?」
と思い一気に擦り上げてみたら・・・。
なんとこれがまた”カレイ”です!!
「しかもけっこうデカいかも!」
かなり重く抜きかねましたが、何とか岩場に乗せ計ってみるとジャスト40㎝です!!
根掛かりゾーンを攻めるために、豪竿オルノスの錘だけ浮力を増すように”ウイング”をつけており、偶然にもこれの浮力が取り込みを優位にしてくれたのかもしれませんね!?
いや~またドラマがおきましたね~(笑)
一発ポイントとはいえ何だか出来過ぎていて少し興奮しました!!
やはりカレイ釣りは粘りが必要とあらためて感じさせられましたし、信じて待つこともまた必要ですね!
その後はアタリもなく15:00過ぎに潮位も下がったため、人形岩に一礼し帰路につきました。
朝方の苦戦も終わってみれば満足しており、久しぶりに地元の”撃墜王”に返り咲けるのではないかと思うほどです(笑)
しかし、時期も終盤に入っており、そろそろ浅場も厳しい頃合いになりつつあります。
もう一度この周辺でチャンスがあれば挑戦したいと思っています。
ポイントと気象条件
三豊市詫間町新浜
2016年月26日(土) 晴れのち曇り 波0.5~1m 海水温17.9℃
中潮
満潮 09:43(314㎝)、21:39(317㎝)
干潮 03:21( 57㎝)、15:38( 97㎝)
最終投稿日 2018年5月8日 15:11