11月19日のカレイ釣行
こんにちは。
今シーズンは不釣果も多いので、数は諦めて型狙いの為に一発ポイントへ出向く事にしました!
一昨日からの冷え込みと持病の腰痛が気になっていますが、無理を押しての出撃です。
今回は三豊市詫間町の新浜奥にある人形岩のポイントへ。
先日の戸野埼の直ぐ手前のポイントです。
夜も明けて間もない6時過ぎに新浜に到着し、いつものように岩場を歩きポイントに到着しました!
天気予報では波が1.5mの予報でしたが、思った程ではなく少し安心しました。
ただ、先日の雨後に寒波の到来とあっては、北西風が吹かないとは考え難いので完全防寒装備でのぞむことにしました。
ここは一発ポイントであるが故にボウズも多い所ですが、釣れれば35㎝級の確率は群を抜いており勝負所で通うマイポイントです!
昨年は釣果に恵まれましたが、不釣の今シーズンはどうでしょうか!?
少々釣り難いので潮位が少し上げたのを確認して7時半過ぎに釣り開始です!
岩場の上は三脚をセットし難くいつも難儀します。
風の強い日は三脚に吊るす水汲みバッカンに少し大きめの石を入れる等の工夫をして重くするのが良いですよ!
安定性は格段に向上し大風でも転倒し難くなります。
ただし、三脚はメーカー品の方が耐久性は高いですし、僕はゴールデンミーンREDZONEの三脚を一部改造して使用しています。
今は廃盤?ですが脚がしっかりしていて、撓みもほとんどありません。
今日は風も強くほぼ向かい風なので、道糸はナイロン(アトミックスライダー4号)を選択しました。
PE使用だと強風時の投入後に糸フケが大きくなり、後方の障害物(木の枝等)に絡みやすくなりますので。
また、横から風に煽られると糸フケも大きく、波に叩かれて釣り難いからです。
ポイントまでの距離を把握するには単色で色分けされていないので、多少の扱い難さを感じたりしますが。
一昨日からの急激な冷え込みで、魚の喰い渋りが気に掛かりますが、若干の餌取りはいるようで安心しました。
ヒトデに寒さは関係ないのかな?いつもと変りなく釣れてきますが(笑)
一時間程経過した8時半頃に僅かにアタリがあり小ダイが釣れました!
夏魚が釣れる位だから、カレイに影響は少ないと期待します!?
9時過ぎには北風が強くなり白波が立ち始めました・・・。
冬将軍の到来はこの時期にしてはやや早く、今カレイシーズンが早々と終わるのではないかと心配しています。
日当たり悪くこの時期としてはかなり強めの寒波で、寒さは半端なく真冬時の防寒着を着て来て正解でしたね。
その後もアタリはなく風は強くなるばかり・・・。
満ちる前に撤退するか悩みます。
9時を過ぎると潮位も5分近く上がり、潮が引くまではもう帰れなくなってしまいました。
白波も立ち始めて糸フケも凄くアタリなどとても見えたものではありません!
こんなことなら早めにポイント移動しておけばと少し後悔しますが、すでに時遅し・・・。
一向に釣れそうな気配もありませんし、釣れなかったらただの罰ゲームでしょうか(笑)
余りの寒さに手返しもおろそかになり、釣る気力がなくなってきました。
満潮まで全くアタリもありません・・・。
昼過ぎの満潮を経てもアタリはなくヒトデばかりが釣れます。
僕の餌タイムになり、体も冷えてきたのでパンでも食べて熱でも入れようと。
しかし、波高は予想していたものの、波しぶきまで想定しておらず冷たいしぶきが時折こちらを襲います。
パンがいい塩味になりとても美味しい・・・って、そんな訳ないだろう(怒)
13時頃に居食いしていたのか、当たりも分からずまた小ダイが釣れました。
夏魚が餌を食うのに、何故カレイが食わないのでしょうか?
荒れてはいますが濁りはそれ程でもなく、仕掛けが絡んだりする様子もなく安定してヒトデは釣れています。
昨年は諦めかけた引き潮時に40㎝を仕留めていますので、僅かな期待を残し竿を振り続けます。
14時頃に風は更に勢いを増し、一時は立ち上がって竿を振る事も困難な状況に・・・。
2度程バランスを崩し岩場から滑落しかけました(危ない)
風はほぼ正面から吹き付けて遠投もままならず、投点はせいぜい50~60m位でしょうか。
寒さもピークを迎えると餌取りすら反応しなくなり餌が残っています。
早く潮が下がってくれないかな~、とても寒くて限界寸前です。
手は悴みもはやお手上げ状態に。
15時過ぎに若干風が弱まり急激に餌取りが増えてきました。
最後の勝負と一生懸命に打ち返しましたが、残念ながら本命の姿を見る事はありませんでした・・・ゴメンなさい。
寒い中でもヒトデは強いものですね、21匹ほど。
16時過ぎに重い荷物を担ぎ撤収する事に。
潮も引ききっていない為に危険な岩場をよじ登ったり下りたり。
干底ならば5分程で通行できるものが、3倍以上の時間と体力を浪費して・・・これこそが最大の罰ゲームです・・・(泣)
車に到着する頃には汗だくで、寒いのか暑いのか分からなくなりました、ハァハァ…(汗)
帰宅後、少し無理が祟り晩には腰痛でグロッキーダウンです。
この寒い中無理してまで行く事もなかったと深く反省・・・。
今後のカレイ釣りは休場かもしれません、どうもお疲れ様でした。
ポイントと気象条件と・・・
三豊市詫間町新浜
2017年11月19日(日) 曇り時々晴れ 波1のち2m 海水温17.7℃
大潮
満潮 12:05(352㎝)、23:45(312㎝)
干潮 05:46( 23㎝)、18:20(101㎝)
追記
先日の17日(金)の夕方の事、近所に住む伯母さんが来て「孫が大きなカレイを釣ったから料理して」と!?
騒がしいので様子を見に行くとそこに大きな魚が!
遠目で見ると
「おおお・・・めちゃくちゃデカいっ!」
「何だ、ハリバットか?記録魚か??」
近付いてよく見れば大きなヒラメでした!
大ヒラメか~カレイなんて言うから・・・。
しかし、驚いたのも事実です!
60㎝のスチロールの箱に折り曲げても完全にはみ出ております・・・。
その大きさ80㎝のザブトン級に唖然(完全に負けたわ~)。
なんだか40㎝級のカレイを必至で狙ってる自分が虚しい・・・。
伯母の孫はYOUT(仮名)という親戚の中でも、大の釣り好きです!
僕も子供時分に”釣吉”なんて言われていましたが、彼の情熱には勝てません!
近年、僕の後継者にと(笑)可愛がっておりますが、彼の引き(運)の凄さには本当に驚きの一言です!
まだ中坊(中学3年)の若造が、ここ荘内のとあるポイントで釣ったと言います!
聞けばコノシロ生餌に飲ませ釣り(泳がせ釣り)でスズキを狙っていたと。
余りに重くただのゴミだろうと半信半疑で巻き寄せたらヒラメでギャフで取り込んだと言います。
詳しく測って魚拓に取ってやれば良かったと少し後悔・・・。
本人曰く、釣れて嬉しいけど驚く程大きいのかは分かっていないみたいでした。
やっぱり欲がないのがいいのかな~?
悔しいけど、少し見習わなきゃね。
この間も91㎝のブリを釣ったと聞きますし、80㎝級のスズキもやっつけて僕の知らぬ間に大物師になっていました。
数年前にカサゴ釣りに連れて行ったら釣る腕もなく、まだまだ子供だなぁなんて思っていたのに・・・いつの間にか大きく成長して・・・。
僕も弟子にしてもらおうかな(笑)
徐々に若い世代が出てきて追い越されるのかと少し心配しながらも嬉しいような複雑な気分です。
何?もう十分に追い越されているだろうって??
それを言っちゃ~お終いでしょ・・・ははは(笑)
最終投稿日 2018年5月8日 15:00