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正門の角の滑走路跡

カレイ釣行(2)10/20


 

10月20日のカレイ釣行

 

 こんにちは。

 

久しぶりに土曜日の休みが取れることになり、カレイ釣りに出掛けることになりました(笑)

お盆休みを除いては久しぶりの土曜休暇です。

 

ただし、今週はあまり良い潮回りではございませんので少々期待薄な感じも否めませんが、こればかりは出撃してみないと分かりません。

前日からポイント選びに悩んでいたのですが、満ち潮が大きく上げてこないことを考慮して前回の鉄パイプの走路は見送ることにいたしました。

 

さて、今回は香川県三豊市詫間町の同じ香田地区でも一番東にある大きな滑走路跡で竿を出します!

通称で「正門の角」と呼んでいるポイントで、ここ香田地区では最も良型のカレイが多い所です。

本来ならば次週の大きな潮回りに期待したいのですが、日曜日はジェットスキーヤーのたまり場にになるため早めに勝負を賭けることにしました。

 

果たしてこの考えが吉と出ればよろしいのですが・・・!?


 

今朝は夜明け前の5時半頃に到着し、暗いうちからせっせと準備を開始します!

 

朝方満潮の潮なので、夜明けからポイントで仕掛けをガンガンひこずり回す予定です。

このポイントも例外ではなく、とても水深が浅いので潮位の高い方が釣りやすい傾向が出ています。

正門の角の滑走路跡

 

過去にここでは35㎝以上の釣れる実績がずば抜けており、40㎝オーバーも記録され、また外道の良型が釣れる数少ないポイントでもあります。

40㎝オーバーの出現率は開幕から3週間以内が圧倒的に多く、釣れ初め程可能性が高い証と考えます!

この辺りでは極めて水深が浅いものの、地形柄で角付近に滑走路が障害物としてあるため潮の変化を生みやすく、それらが砂底や流れに対して大きく作用しているものと推測しています。

 

狙いの時間帯は満ち5分から満潮前後のタイミングまでが主ですが、こと40㎝オーバーに限っては実績の少ない下げ潮時や干底前に釣れたケースも目撃しています。

大型は少し食いの時間帯に違いがあるようにも感じられますが!?

 

また、ここでは近投で釣れることはなく、最低でも3色以降の距離を狙う必要があるため上級者向けのポイントかもしれません。

より沖の4~5色付近を狙うとすれば、餌も硬いイワイソメに軍配が上がるとも言えます。

釣り開始!

 

夜が明け切った6時に釣り開始です!

やや風があり波気も少しあって期待します。

 

主に狙うのは、滑走路際に見える捨て石の沖側にあたる延長線上から東側(右方向)にかけてのとても広いエリアになります。

釣る方向を定めて時間と共にどんどん仕掛けを引いていきます。

 

滑走路正面は沖に落ち込みがあり、掛けた魚の回収が困難なことと滑走路上に生えた藻が何重にも茂り根掛かりが多いので極力狙いません。

また、東側の砂地にはシモリなどの障害物も多く、その付近で良型を仕留めることも多々あります。

餌の寄り場を把握するにはヒトデの生息場を深く知るべきかと考えます。

 

6時25分に滑走路際に投げた竿に何かが居食いしていました??

カサゴ

 

”グググ・・・”

抜きあげてみるとカサゴ(ガシラ)でした!

 

美味しい魚なのでそこそこのサイズであれば絶対にキープします。

この地域では「赤メバル」などと呼ぶこともあり、本メバルとの価値に引けを取りません。

 

日も上げてくるとヒトデのオンパレードに・・・(笑)

ヒトデ

 

数分仕掛けを止めれば、すかさずヒトデが食いついてきます。

カレイのポイントとしては間違っていないはずです。

 

少々手触りはチクチクして痛痒い感じもしますが、ウミケムシに比べれば何のその。

 

7時過ぎにキスらしきアタリが!?

外道

 

残念ながら小エソとチャリコでした。

 

抜きあげ時のシルエットが一瞬シロギスに見えましたが・・・。

よくあることですね(笑)

期待の時間帯に

 

岸壁沿いの敷石に潮が掛かり出し、期待の持てる時間帯に突入します!

※この香田地区の釣果の上がる時間帯の目安として覚えておいてくださいね

 

しかし、期待をよそにヒトデばかりが釣れ続きます。

 

もう少し沖のポイントも探れればと・・・考えます。

 

が、近年は左肘関節痛により思ったように強く竿が振れません。

かつては自称”遠投派”であった僕も、振出し竿では4色目の糸を何とか見るのが精一杯です。

 

情けないねぇ~本当に。

若かりし頃のあのパワーは一体どこへいったのでしょうか(涙)

 

8時過ぎにいつもの賑やかなアタリで小ダイを追加しました。

小ダイ

 

やや東寄りへ探るポイントをシフトしていきますが延々にヒトデばかりが釣れてきます。

ポイントとして悪くはないんだろうけども、本命が寄っていないのでしょうか?

 

気付けば潮も上げて満潮付近になっていました。

天気は良いが

 

暫くして右斜めにやや遠投した竿に怪しいアタリが出ました!?

重みはあるのですがローリングしながら浮き上がる姿に唖然・・・。

 

やはりヒガンフグでした。

ヒガンフグ

 

こんなのが3匹続きましたわ・・・。

 

このフグは砂地の中にある岩場などのシモリを好む魚で、良型カレイの寄り場を把握するための存在としての目安にもなります。

定期的な回遊があるポイントならば近くにカレイが居てもおかしくないはずなのですが。

 


結局、本命の姿を見ることなく潮変わりになってしまいました。

満潮を経て引き潮に

 

ヒトデの活性も見事になくなり僕の期待感は全くなくなりました。

どうやら本日の勝負は見えたようですね??

 

残り餌が早くなくならないかと考えだしたら、もうすでにやる気は失せています・・・。

昔はこんなことはなかったのにねぇ、釣り師としてのモチベーションまでも失くしたらこの先続けて行けるのか少々疑問を感じてしまいます。

こんな気持ちでブログを続けてよいのかとても不安にもなります。

 

昔からこの時期の週末の連休には、釣れても釣れなくてもカレイ釣りに行くのが当たり前に思っていましたが、現在ではとても連日続けて釣りに行く気力もありません・・・。

よく父親が「お前のカレイ釣りに対する情熱は凄いな」と呆れていた程でしたが(笑)

 

 

結局、最後は強引にアオイソメを房掛けにして餌を使い切り10時半に釣りを終了としました。

早速の黒星を喫してしまいましたね、残念です。

 

現在、左肘内の腱鞘炎が疑われ、正直竿を持つ手に力が掛からない状況にあります。

長年の筋トレもあり、何とか利き腕はかろうじて維持しているものの年齢による衰えもあり少々休養も必要かもしれません。

男も40代を過ぎると最初の衰えをひしひしと感じさせられます・・・わ。

 

老眼や白髪や疲れなど、僕にとっても決して例外なことではありません。

苦労している割には若く見られますけれども(笑)

 

悲しいけれど今後の釣行は程々にと考えています。

大好きな釣りで体が潰れるならそれも本望ですが、ゆっくり治しながら頑張っていこうと思います。

 

遠投派の皆さんもくれぐれも無理をしないようお願いしますね。

「遠投こそが俺の正義だ!」なんて言ってられるのも若いうちだけですから。

 

今週もお読みいただきありがとうございました。

 

ポイントと気象条件

 

香川県三豊市詫間町香田

2018年10月20日(土) 晴れ時々曇り 波0.5~1m 海水温23.2℃

中潮
満潮 08:36(269㎝)、21:08(334㎝)
干潮 02:32(131㎝)、14:27(104㎝)

 

 


 

最終投稿日 2018年10月21日 13:07