11月3日のシロギス釣行
こんにちは。
今年も考えた末にまたブログを続けることにいたしましたので、あらためてよろしくお願いしますね。
「石の上にも三年」と言われていますが、4年目を迎えてかなり厳しい状況に置かれているのも確かです。
僕の地元特有のものかも分かりませんが、「投げ釣り」をする方が激減する一方で「ルアー釣り」をする方がどんどん増えています。
その比率の差は投げ釣り師1人に対してルアーマン20~30人位いるようなそんな割合です…。
(実際はもっと多いのではないかとも??)
時代が移り温暖化によって環境そのものが大きく様変わりした末に釣れる魚も急激に変化が起きています。
近年では大型青物魚が晩秋には沸き、その引きの強さに魅了された釣り人たちが集う場所になり投げ釣りポイントも占領されつつあります。
大きな魚を釣ってこその大物釣りであることに間違いない訳ですが、釣りの原点である投げ釣りを絶やす訳にもいきません。
僕自身は誰が何と言おうとも「投げ釣り」を末永く続けていきたいと思うのが心情であります。
たとえ小物釣り師と呼ばれようとも幼き頃より慣れ親しんだ釣りを今更変えたいなどとは全く思っておりませんので、今後もどうか「釣るブログ」をよろしくお願いいたしますね。
さて前置きも長くなりましたが、今回はまた落ちギスを求めての出撃です!
先日は地元大浜での落ちギスのシーズンの終わりを見届けたので、いつものマイポイントを偵察したい思います。
もう期待が薄いのは間違いないのですが、納得のゆく形でキス釣りを終えたいので好きな三豊市詫間町の戸野埼へ向かいます。
午前6時過ぎに到着しました。
天気は曇天ですが風もなく穏やかそのものです。
早速釣りを開始するもののアタリは皆無・・・。
10年前には考えられないような魚影の薄さですわ・・・。
投げても投げてもアタリは無し、いったいこの海に何が起こっているのでしょうか?
荘内半島の東エリアは例年12月頃までは釣れていたはずなのにねぇ。
まさかとは思いますが、青物の群れがシロギスをも一網打尽に食いつくしているのではないかとも考えてしまいます。
いったいどうしたんだろ?
僕の海がどんどん変わっていくではありませんか・・・。
いい感じで潮は流れているのですが魚の気配が感じられません。
仕方なく西の岩場へ移動します。
ひょっとすれば沖の深みに溜っているかもしれません!?
感度優先で錘を変更します。
とは言っても沖に魚はいるわけではなく、比較的近場で何とか一匹目を釣ることができました!
が、言うまでもなく小ギスの単発で終わってしまいました。
浜に戻り追加はしましたが、あまりの活性のなさにポイントを移動しました。
第二のマイポイントである詫間町の伊砂子地区へ移動しました。
ポイントを移動する日に限ってあまり良い釣果には恵まれないのが定説であり、ほぼ貧果は確定でしょうかね(笑)。
こちらも極めて厳しい状況であり、転々とポイントを移動していきます。
わずかに岩場の角付近でアタリが拾えるものの大したサイズもいなくて撃沈・・・。
潮も上げてきましたので急ぎ砂浜側へ戻ります。
いつもならばアマモが生い茂り釣り難いはずなのですが、藻は枯れ果てていつもになく引きやすいのです。
この時期にアマモが枯れ果てるなんて初めての経験ですわ。
大抵100m圏内はとても釣り難いはずなのですが。
根掛かりしないので足元まで仕掛けを引いてみることにしました。
すると足元の力糸が見えるところで大きなアタリが!?
まさかねぇ・・・と思っていたら良型に近いキスが釣れました。
しかし、悲しくもこれ一匹で後に続く事はありませんでした。
大型キスが身を潜める砂地の藻場がなくなっては魚影が少ないのも仕方ありませんね。
先日会った知人の話では、今年のシロギスは荘内半島付近では大浜漁港が一番釣れたと言っておりました。
よって残念ながら今年のシロギス釣りはここまでにしたいと思います。
本日もお疲れ様でございました。
ポイントと気象条件
三豊市詫間町伊砂子
2019年11月3日(日) 曇り 波0.5m 海水温22.2℃
小潮
満潮 02:03(288㎝)、15:44(316㎝)
干潮 09:05( 57㎝)、22:11(157㎝)
最終投稿日 2020年10月11日 11:19