カレイポイントその2(滑走路跡2)
ここも三豊市詫間町香田地区の4つある滑走路跡の西側から2番目にあたる場所です。
先程紹介した滑走路跡のポイント①のすぐ東側になります。
戦時中の爆撃の跡か滑走路の崩れも多く竿出ししにくくなります。
鉄パイプ側よりは若干水深もあり、こちらも比較的に釣れやすいポイントになっています!
鉄パイプの滑走路の釣り座位置
干潮時は竿出ししやすいのですが、滑走路後方は崩れもあってやや釣りづらくなっています。
干底での狙う位置
こちらは3色付近(90m付近)まで攻めても釣れるポイントで、東側に見える滑走路との間の海域を狙うことになります。
干潮時は沖合に見える高谷のゴマジリ方向を中心にした方向を意識すると寄り場を見つけやすい傾向があります。
鉄パイプ側より水深もやや深いので干潮時でも底が見えにくくなっています。
こちらは干潮時でも、沖合から足元付近まで攻める必要がありますが干潮時は2~3色のやや沖合で釣れることが多くなります!
こちらの滑走路際は捨て石がとても多くて、それにともなって根掛かりも多くなっているので注意が必要です。
一本針など工夫して攻めるのが良いかと思います。
ここでは干潮付近の時間帯から釣れることも多く、干底での時間帯でも油断しない方が無難です。
以前には、午後の干底前に竿の準備を終え一服しようと腰かけた途端に竿尻が浮き、大型カレイらしき魚を掛けたのですが手前に寄せようとした所でバラした経験があります。
引きも相当で手前の捨て石方向を横へ滑るように走られ無理に竿を立てようとして針が外れてしまいました・・・。
カレイ釣りでのバラシでは過去に2番目の苦い経験でしたが(笑)
翌年にここで40㎝級のカレイをクラブ員が釣ったとのことで、カレイは同じポイントに戻るのではないかとも考えています。
ポイントは限定せず扇状に投げ分けるか、比較的に同方向から早い時間に順次攻めるかした方が良いでしょう。
前者の広い範囲を大まかに投げ分けるとピンポイントでの場所の把握は難しく釣果が伸ばせないので、個人的には比較的狭い範囲に絞り方向決めて順次横へ攻めていくのが得策かと思います。
とにかく早い段階であらゆる方向に餌を通す方が、カレイに餌を食わす確率が高いと思えるからです。
満ち込みの中盤で狙う位置
徐々に潮が満ちた場合(満ち3~7分)はカレイが近くに寄ることを意識して、狙うポイント近くにして扇状に投げ分けます!
探る距離が近くより狭くなるので扇状に投げ分けるのも良いでしょう。
ここも沖側を意識するよりも隣に見える滑走路との間を狙うように横方向を意識して攻めていく方が、釣果を得やすいと思います。
潮位の高い時間帯に狙う位置
潮位が高い時間帯(満ち7分~満潮時にかけて)になると、滑走路際に沈む捨て石付近のすぐ沖や岸壁沿いの敷石付近のすぐ沖を扇状に狙います!
先程同様に沖側方向を狙うよりは横側方向を意識して攻めるのが良いと思います。
ただし、こちらの手前は捨て石が多く根掛かりも多くなるので近投しすぎるとかえって釣りづらくなります。
ここも捨て石付近の餌を探すようにカレイが寄って来ますので、根掛らない程度の距離に餌を置くことを心掛けた方が良いでしょう
満潮時前後はここも釣れやすい時間帯になるのですが、満潮経て引き潮に変わると潮が西側の左方向へ流れやすくなるため滑走路際に潮の流れが当たり盛り上がるように見えます!
この時間帯はとくに根掛かりしやすくなりますが、滑走路際でのカレイの反応も良く釣果も期待できることがあります。
このポイントにおいてもほぼ天候を気にする必要はないでしょう。
※ただし台風時は危険ですし、正午ごろが満潮の日は時期的に高潮になりやすく釣り座が水没しやすく注意が必要です。
どちらかと言うと時合を見極めるのがやや難しいポイントと言えそうです。
総合評価と期待度
狙える数 0~3枚 多くてもカレイ3枚位まで
狙えるサイズ 25~36㎝まで記録(平均して30㎝前後が多い)
狙える時期 開幕から一月ほど(10月上旬から11月上旬)
海水温24℃~20℃付近まで
狙いの潮回り 大潮~下りの中潮(大潮明けの中潮)
正午から午後3時頃に満潮を迎える潮回り
シーズン初期には満月も新月も関係なし
狙いの天候 全天候で釣れやすい
穏やかな凪より、少し荒れ気味の時が絶対に面白い
釣りやすさ ☆☆
遠投性 ☆☆ やや遠投の必要もあり
狙いの時間帯
干潮時 ☆☆
満ち込み全般 ☆☆
満潮時 ☆☆
(注意点)
満潮時に釣り座が水没の恐れがあり、滑走路の崩れもあって竿出ししにくい場所があります。
開幕が早い分だけ釣れなくなるのも早いと思って下さい。
西側の鉄パイプ側を場所取りされた時のサブポイントとして竿出しすることが多いです。