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トウフの角

過去に通ったカレイポイント①


 

過去に通ったカレイポイント①

 

 ここは三豊市詫間町香田地区の4つある滑走路跡の西東側から2番目にあたる場所です。

このポイントは大型は期待できないのであまりお勧めはできないが、おそらく通算で数を釣ったのは一番多い所です!

詫間町香田地区

 

ここ香田地区では比較的に水深があり、正に足元までカレイが寄ってくるポイントとなっていました。

干潮時は足元でも水深は3m位はあり、直下で釣ったこともあります!

40㎝を超える大型が釣れたのを見たことがありますが、確率論から言えば30㎝以上の確率は極めて低い印象です。

 

ただし16年前には爆釣の年があり、10月の一月間でマコガレイを40枚ほど釣った記憶があります!

最も多い日で12枚釣れ、この地域の現在ではとても考えられないような釣果でした。

当時の釣れかたは異常なほどで多くの人がつめかけたので、週末の仕事終わりの帰宅後すぐに徹夜で場所取りがてらに乗り込んだこともありました・・・。

仕事で疲れていたのにも関わらず、一睡もせず翌日の夕方まで釣って帰り帰宅後倒れ込むように爆睡したこともありました。

今思えば若かりし頃の良き思い出の一つですね(笑)

トウフの角

 

いわゆるこの「当たり年」は週末台風と呼ばれたように、8月頃から頻繁に週末になると台風が通過することが多かったのです。

大雨で瀬戸内海周辺の河川から大量の流木などが流れ出て、それらの撤去が行われていたのを記憶しています。

釣りをしているすぐ横で流木などの回収作業が行われ重機がうるさく稼働していたのですが、そんな状況でもカレイがたくさん釣れていました。

 

以前僕に釣りを教えてくれた方が、大雨などで大水が流れると堆積した泥が綺麗に流れ取れて砂地が復活すればカレイが寄ると言っていたのが現実になったのかもしれません。



荷役場であるトウフのポイント

 

ここはかつてあった滑走台(滑走路)跡をコンクリートで四角く固めた形状になっています。

神島化学の資材の積み下ろしが行われるので「荷役場」とか、形状から「トウフ」と呼ぶ方が多いです。

 

この辺りは満ち潮全般に沖側では東へ流れる潮になるのですが沿岸沿いは沖の引かれ潮で反対の西へ流れる時間帯が多くなります。

ただし、潮は緩く満潮時から引き潮代わりにかけて流れが反転する時間帯だけに流れが起こることが多いです。

とても釣りやすく初心者向けのポイントです。

 

しかし、難点もあって合板の資材?である白い粉が一面に広がり車が白く汚れたり、少々異臭もあって粘膜の弱い方はマスクなどで保護しないと耐えられないかもしれません。

風が吹くと粉が舞い上がり目や喉なども痛くなりますし。

 

以前はこの西側には岸側から延びる縦網と呼ばれる漁師の仕掛が入っていてとても邪魔になっていました。

釣れるカレイの大半がその網に遮られた手前まで釣れており、今となってはその網もなくなり釣りしやすくなったのに魚が寄らなくなったのか釣れなくなってしまいました・・・。

トウフの東角で狙う位置

 

当時はほぼ遠投の必要はなく、角から真横に数十m投げて寄せる釣りがほとんどでした。

せいぜい30~40mまでの極めて近投釣りが主流でした。

沖側を攻めても斜め方向へ同距離投げて釣ることがほとんどで、遠投で釣れることはありませんでした。

 

真正面は海に沈んで見えませんが、相当な沖まで滑走路跡が続いており根掛かりが絶えません。

くれぐれも攻めないようにお願いしますね(笑)

 

狙う時間帯は干潮前後から満潮潮変わりまでです。

引き潮全般に釣れない傾向があり期待薄なので、引き潮狙いで通うことはありません! ※絶対に満ち潮狙いが有利です

 

数年前に一度だけ竿出ししましたが、近くで釣れる感じはなくなっていました。

かなり斜め沖方向で釣った記憶があります。

沖で釣れたポイント付近

 

このポイントの実績は干潮からの潮代わりに時合いが集中することが多く、干潮前には竿出しして準備する必要があります。

満ち潮はぽつぽつと釣れ満潮前後にピークが来る印象でした!

 

干潮の潮変わりは絶対に狙い目なので、潮が動き出したらコマメに誘いを掛けるのが良いでしょう。

 


トウフの西角で狙う位置

 

こちらの西角でも釣ることができます。

こちらはこの辺りでは水深のあるエリアで足元で釣れた実績が最も多いポイントです。

 

ここも沖側を攻めるよりも西に見える滑走路跡側の真横方向を狙った方が釣れます。

餌取りはクサフグかわずかにいるヒトデがほとんどで、のんびり釣れるポイントです。

 

西讃地域では秋の10~11月頃に高潮が起こりやすく、4m前後の潮位になることもありますので注意してください!

海面はかなり高くなり波気があるとしぶきが上がってきます。

 

力糸が見えるか否かの距離で釣れることが多く、一匹目を上手く手にした後は手返し良く同ポイントを集中的に攻めて下さい。

とくにシーズン初期の10月いっぱいは期待できる日があります。

シーズン開幕が早いポイントだけに早く終わる傾向があります。

 

要するに産卵を控えた乗っ込みカレイの通過する餌場であって、冬に近づくにつれて釣れなくなっていきます。

通うなら開幕の10月初旬(遅くて中旬)から11月半ば頃までです。

 

無難にカレイを釣るポイントとしては最適な場所だと思います!

 


総合評価と期待度

 

狙える数   1~6枚 多くてもカレイ6枚位まで
狙えるサイズ 17~34㎝まで記録(30㎝未満がほとんど)
       1シーズンに64枚釣りましたが30㎝超えは4枚だけでした
狙える時期  開幕から一月ほど(10月上旬から11月中旬)
       海水温24℃~19℃付近まで
狙いの潮回り 大潮~下りの中潮(大潮明けの中潮)
       正午から午後3時頃に満潮を迎える潮回りが良い
       期待は少ないが小潮回りの満ち潮も狙えます
       シーズン初期には満月も新月も関係なし

狙いの天候  全天候で釣れるが風の日は目や喉が痛くなる

釣りやすさ  ☆☆☆☆☆

遠投性    ☆☆    遠投の必要は少ないが投げて釣れないこともない

狙いの時間帯
干潮時    ☆☆☆☆☆
満ち込み全般 ☆☆☆
満潮時    ☆☆
引き潮    ー     狙う価値は極めて少ない

 

(注意点)

時折り大きなアカエイやナルトビエイが見えることがあります。
アカエイは釣れることがあるので竿を取られないように注意してくださいね。

足元には十分に気を付けてくださいね、僕はこの付近で11月下旬に海へ落ちて泳いだことがあります(笑)
寒いというよりはとっても恥ずかしかったです・・・。

開幕が早い分だけ釣れなくなるのも早いと思っていてください。